予備校は人生を懸けた勝負の場
▶「身だしなみ」美容に時間をかける/重要度★☆☆☆☆
身だしなみを整えることに時間をかけると、勉強リズムを乱し、波が訪れやすいです。みだしなみだけに。
高校や予備校は若い男女が集まる場所です。出発する前、少しでも小綺麗にしていく気持ちはとてもよくわかります。
しかし、朝のヘアセットや化粧に時間を使いすぎる人は要注意です。
受験学年や浪人生の1年は長いようで光陰矢の如し。365回、24時間の生活を繰り返すだけです。この24時間はさらにあっという間。細分化すると、勉強以外に使う時間をいかに短くするかが勝負の分かれ目と言えるでしょう。
毎日30分も1時間も整容に時間を使うのは、コスパが悪いです。
私は、浪人生活最後の1年は1日15時間の勉強をこなしていました。この勉強時間を確保するためには睡眠時間以外を極力削る必要がありました。シャワーは5分、髪はセットせずボサボサ、髭も頻繁には剃らず服装は選ぶ時間を削るためずっと同じスーツ。洗濯も2週間に1回しかしませんでした。
もちろん人間である以上、最低限の清潔感は保つべきですし、自習室で「臭い」と言われていた私ほど美容の時間を削る必要はありません。ですが、恋愛をしに行くわけではないので、大事なことを見極め、優先順位を決めることが必要不可欠です。
予備校は恋愛の場所ではありません。人生を懸けた勝負の場です。この1年でかけた時間は、来年以降に肩書きや自信、生涯年収や社会的地位などの大きなリターンとして返ってきます。おしゃれも受かってから思う存分できます。1年なんとか辛抱しましょう。
濱井 正吾
9浪はまい
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