(※写真はイメージです/PIXTA)

部下がミスをしてしまった際など、どうにかやる気を出してもらおうと「頑張れ!」と声をかけた経験のある人は多いのではないでしょうか。しかし、大学野球日本代表も経験した異色の経営コンサルタント中田仁之氏は「『頑張れ!』は絶対にNGワード」だといいます。それはいったいなぜなのか、みていきましょう。

「諦めるな」→「粘ろうぜ!」肯定的な言葉をかけよう

やる気を上げるポイント2.「ネガティブワードをポジティブに変換」

2つ目に「肯定発信」についてお話します。

 

○○するな! ではなく○○しよう! のように、相手にしてほしいことに変換して伝えます。たとえばこんな感じです。

 

「廊下を走るな!」ではなく「廊下は歩こう」
「あきらめるな!」ではなく「粘ろうぜ!」
「ミスするな!」ではなく「大胆にいこう!」
「心配するな!」ではなく「任せとけ!」

 

人の脳は○○するな! と言われたら、かえって○○している姿をイメージするそうです。脳は否定形が理解できない、とも聞いたことがあります。

 

「ここ、ミスするなよ!」と言われるとミスしている自分をイメージしてしまい、脳から安全に行こうというシグナルが送られ、結果として行動の質が下がり、最大限の能力を発揮できなくなるのです。

 

起きたことをすべてプラスに捉える「プラスの受信力」と、否定形ではなく肯定形で指示する「肯定発信」。私はこの2つのことを常に意識しています。

 

つまり、あなたの部下のパフォーマンスは、リーダーであるあなたの使う言葉に大きな影響を受けるのです。

 

意識して常に良い言葉を使うことで、あなたの部下のヤル気は大きく変化します。ヤル気が変われば、当然結果も変わってきます。いい結果を出させてあげたいのならば、ヤル気が出る言葉使いをまずしてみましょう。

 

部下が本来持っている無限の可能性を信じることをベースに、プラスの受信力と肯定発信を言葉で伝えることで、部下の中に「リーダーのために」という心が生まれあなたの共感力は育っていくのです。

 

出典:中田仁之氏の書籍『困った部下が最高の戦力に化ける すごい共感マネジメント』(ユサブル)より
[図表]ヤル気を引き出すための言葉使い2つのポイント 出典:中田仁之氏の書籍『困った部下が最高の戦力に化ける すごい共感マネジメント』(ユサブル)より

 

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※本連載は中田仁之氏の著書『困った部下が最強の戦力に化ける すごい共感マネジメント』(ユサブル)より一部を抜粋し、再構成したものです。

困った部下が最高の戦力に化けるすごい共感マネジメント

困った部下が最高の戦力に化けるすごい共感マネジメント

中田 仁之

株式会社ユサブル

困った部下(=指示待ち族、指示に従わない、手を抜く)にお困りのリーダーは経営者や管理職を問わず非常に多いようです。 ある「5つのメソッド」を念頭に、リーダーとしての「姿勢」をもう一度見直してみてみることで、あ…

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