仕事に活用できる効率アップフレームワーク
■効率アップフレームワーク「ケーススタディ」
▶小テストの対策について考える
前ページで紹介した効率アップフレームワークで、休み明けの小テストの対策について考えてみるとこちらのようになります。
同じ1時間の勉強でも、人によって行える量は大きく変わってきます。
例えば僕の場合であれば、数学は得意で、特に計算はかなり素早く行えるため、計算系の単元の問題集は1時間でかなりのページ数進めることができます。しかし、苦手な英語は2時間3時間かけてもなかなか進めることができません。
このように、人それぞれ勉強のペースがあると思います。大事になるのは、自分がどれだけの時間でどのくらい勉強できるかを把握することです。
最終的な理想は、このフレームワークを進めていく上で、同じ時間でできる問題量が増えていくことです。それを目指して、時間目標を日々設定していきましょう。
▶やるべき仕事の効率について考える
もちろんこの効率アップフレームワークは仕事にも活用できます。というよりも、仕事にこそ有効なものなのではないかと思います。
この例にも「雑務」とありますが、仕事は勉強よりもさらに細々とした整理しがたい業務が増えてきます。仕事が増えれば増えるほど、1つ1つの仕事の時間を管理して勤務時間内に終わらせられるタスクを増やすことが重要になります。
このフレームワークを活用し、時間効率をそれぞれ見ていくことで、円滑にタスクを進められるようにしましょう。
▶就職活動でやるべきことの効率について考える
さて続いては、就職活動でこの効率アップフレームワークを活用してみましょう。就活と一言で言っても、企業研究をしたり、履歴書やエントリーシートを書いたり、面接の準備をしたりとやることはさまざまあるため、それらを分解して達成効率を1つ1つ見ていくことはとても大事になります。
それぞれのタスクについて、どのように行えば短時間で進めることができるのか。あるいは、ミスなく遂行できるのか。「効率化」を常に考えることで、限られた時間で多くの物事をこなせるようにしましょう。
永田 耕作
現役東大生
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