『東大生の考え型「まとまらない考え」に道筋が見える』
永田 耕作
変化の激しい時代において、ただ目の前にあることを受け入れるだけではなく、自分で思考するということが、ますます重要になってきます。しかし、「考えようとしても途中で頓挫してしまう」、「考えたけれどその答えに自信が持てない」、「深く考えられない」といった悩みを持つビジネスパーソンは少なくありません。
本書は、考えることに苦手意識をもつ人に向けて、東大生の思考回路を再現した「フレームワーク」を提示します。主観と客観、事実と課題の分離、問題の分解と再理解――「納得するまで咀嚼する」という行為の補助線となる思考のフレームワークを提示し、これに沿って考えると、東大生と同じように物事を咀嚼することができるようになることを目指します。