受験勉強で得たかけがえのない財産
▶「人間関係」イライラに任せて周囲と喧嘩する/重要度★★★★☆
イライラに任せて周囲と喧嘩する。これ、受験生あるあるです。
受験生にとって、喧嘩はエネルギーと時間の無駄です。もちろん、相手に全面的に非がある場合もありますし、「人として大事なものを守りに行く」という姿勢は大事です。
人にバカにされ、自分の尊厳を踏みにじられたとき、行き場のない憤りが自分の中を支配して何も手につかなくなることもあると思います。ですが、喧嘩に気をとられて受験勉強のペースを乱されるのであれば、反応しないでおきましょう。
私も、怒りをコントロールすることが苦手な人間でした。でも、予備校に通うようになってからは、相手にいちいち噛み付くのはできるだけ我慢しました。そこで怒ったことが自分の状況を悪化させることも考えられますし、人間関係が固定化される環境で問題を起こしては余計に通いづらくなるからです。
一番大事な勉強で結果を出すこと。これを最優先で考えて自律しました。
感情の制御をしながら結果を出していくといいこともあります。過去に一生恨んでもおかしくないような屈辱を自身に与えた人間を許すことができるようになりました。
私は高校時代の人間にも、職場の人間にも、親戚にも、予備校関係者にも、大勢の人からとにかくバカにされました。
「私の人生は、自分をバカにした人々より絶対に勝っている」
そう思えるようになったことが、受験勉強で得た何よりかけがえのない財産でした。
屈辱に耐えながらも反応せず受験勉強を続け、目標を達成したときには、あなたもきっと相手を許せるようになっているかもしれません。
濱井 正吾
9浪はまい
↓コチラも読まれています
ハーバード大学が運用で大成功!「オルタナティブ投資」は何が凄いのか
富裕層向け「J-ARC」新築RC造マンションが高い資産価値を維持する理由