自分に自信がない人ほど後輩に偉そうにする
▶「年下」年下に偉そうな態度を取る/重要度★★★★☆
「年齢(あるいは学年)が上だから偉い」
こうした年功序列を履き違えている人間はだいたい落ちます。
世の中には、「年上だから何をしても許される」と思っている人が一定数存在します。
私が夜間予備校に通いながら営業担当として勤めていた会社にも、年齢や勤続年数だけがアイデンティティで、社長には媚びへつらうのに部下には威張り散らしている上司たちがいました。
しかし、面白いことに彼らの営業成績は皆私の半分程度でした。
営業は会社が営利団体として活動を続けていく以上、大事な役割ですし、その成果が数字に表れる残酷な競争です。その成績で勝てないと、人生が否定されているように感じてしまいます。私も入社1年は先輩の後塵を拝し続けたので、自分そのものに価値がないように感じていました。
さらに同じ会社にずっといる人は、何年も外の価値観に触れられないので、考え方が凝り固まっていきます。したがって、成績で勝てない自分の半分以下の年齢の若者に、価値観を押し付けるしか自分の存在意義を見出せないモンスターが誕生するのです。要するに、自分に自信がないのです。
大学受験でも、やはりその傾向はきれいに当てはまりました。勉強をしていない自分に自信がない人ほど、後輩に偉そうにしたり、悪口を言ったりしていました。私の経験でしかないですが、そうした人間の中で第一志望に合格した人間はいませんでした。
人の粗探しをしている時間こそ、勉強に充てるようにしましょう。
『ドラゴン桜』で言われている「受験は人間性で決まる」はまさに至言です。
濱井 正吾
9浪はまい
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