※画像はイメージです/PIXTA

「入社3年以内の離職率が3割」ともいわれる時代、新入社員をはじめとした若手の育成は、どの企業にとっても大きな課題です。今回は、新入社員のマネジメントの注意点を3つに絞って解説します。

 

新入社員は評価「する側」から「される側」に変化

マネジメントの注意点1

 

はじめに、皆さんに質問です。新入社員は、社会人になるまで企業とどのような立場で接してきたでしょうか。 皆さんはどう答えますか。

 

正解は消費者です。学生や社会人になりたての人であれば、就活生、内定者といったワードが出てくるかもしれません。いずれにせよ、社内の人ではなく社外の人という立場です。

 

しかし、新入社員として採用された会社で働き始めたら、社員という立場に大きく変わります。入社するかどうか企業を評価していた立場から、企業から評価される立場に大きく変化したことになります。言い換えると、学生と社会人では評価の方向性が異なるということです。この変化にいち早く気付くことができるか。また、企業や社内の人間は、いち早く気付かせることができるか。これらがマネジメント上のポイントになってきます。

 

会社や上司を評価「する側」と勘違いさせないためには

では、どのようにそれらを気付かせたらよいでしょうか。まずは、新入社員に関わるすべての方々のスタンスを変えることです。入社するまでは、時間をかけて採用してきた人材が辞退されても困るわけですから、学生というより、お客さまと接するような振る舞いをしてきたはずです。少々気になることがあっても見て見ぬ振りをしたり、大目に見たりしたことでしょう。

 

しかし、入社後もこのスタンスで新入社員に接していてはいけません。新入社員が勘違いします。たとえば、会社や上司を評価するようになる恐れがあります。

 

「この会社ダメだな」

「あの人、数字目標まったく達成していないじゃん!」

 

こうならないようにするためにも、まずは会社が定めるルールを認識させ、守らせることから始めてみてください。会社から評価される立場になったわけですから、会社の一員として守るべきルールは守らせる守ることができていない新入社員がいれば、上司や先輩社員が指摘する。これらがなされていない、もしくは甘くなっているような組織であれば危険です。

 

思い起こせば、私が新卒で入社した某生命保険会社では、下記のルールがありました。

 

・スーツのスラックスにはセンタープレスを当てて出社する

・上司が参加する朝礼、会議ではマスクの着用禁止

・上位者に対しては元気よく挨拶する

・日経新聞を毎朝読みトピック記事に対する感想を3つ用意する

 

上記ができていない社員は躊躇なく指摘される組織でした。よい意味で毎日緊張感があり、社会人1年生として育てていただいたと思っています。

 

次ページ部下と距離を縮めようとするマネジメントは…

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