「多浪の友人は多浪」という理由
▶「友達」悪い遊びを進める友人と関わる/重要性★★★☆☆
多浪の友人は多浪。これ、受験の格言です。
大学受験をするような人たちは、法律を破るような遊びはしない分別があるはずです。皆さんは世の中の何パーセントの人間が四年制大学に進学すると思っていますか?
2020年の12月に文部科学省が発表した「大学入学者数等の推移」によると、2019年度の18歳の大学進学率は53.7パーセントというデータが出ています。
周囲に大学進学者しかいない環境だと気づきませんが、実は大学に行けるだけで優等生であり、受験をさせてくれるだけでも恵まれた環境なのです。
そんな環境で育つ学生はやはり優等生の傾向があり、未成年のうちにお酒やタバコ、女遊びなどの非倫理的行為に手を出す人は少ないと言えるでしょう。そうしたことで失う健康や社会的リスクを考慮できるほどには優れた教育を受けているからです。
でも、それは20歳までです。20歳を過ぎるとお酒、タバコが合法になり、体にも負担が少ない年齢になってきます。そうなると羽目を外すのが浪人生。ましてや多浪生になると、受験のストレスからか合法の快楽に逃げてしまい、同じ嗜好品に手を出す者で固まるようになります……。
彼らに付き合っていると、現役生や一浪生も彼らに刺激を受け、悪い影響を受けてしまいます。いくら優等生であるとはいえども、漫画やドラマに出てくるちょいワルに憧れる年代ですからね。隣の芝生は青く見えがちです。ここで誘惑に負けてはズルズル流されてしまいますので、どうか立ち向かいましょう。
お酒やタバコは大学に入ってかつ成人してからいくらでもできます。今、勉強が手につかなくなるリスクを背負ってまでやることではありません。
濱井 正吾
9浪はまい
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