食糧問題解決の糸口…技術とデータの活用で効率化へ
そうした悲観的なシナリオがある一方、変わることは可能であり、多くの企業や消費者自身が危機に対する現実的な解決策を提供することができます。
グローバル・リソース・エクイティのファンド・マネジャー、フェリックス・オデイは、次のように付け加えます。
「農業の収量を大幅に向上させる技術やデータの活用が進んでいます。ゲノム編集や遺伝子組み換えのようなものは、特定の市場では賛否両論があります。しかし、ラテンアメリカのような大陸が、より発達した農業市場の一部を追い抜き、実際に必要な農薬や肥料の量を減らすことができれば、これらすべてが大きなプラスの影響を与えることになるでしょう。」
「消費者はその中心にいます。 私たちの食生活が少しでも抑制が利いたものになれば、食糧と水の分野全体で世界の温室効果ガス排出量に大きな影響を与えることができるのです。」
このインフォグラフィックでは、食糧と水の危機の主な問題と解決策、そして社会がそれに対してどのように協力し解決できるかが示されています。
福澤 基哉
シュローダー・インベストメント・マネジメント株式会社
執行役員/プロダクト統括
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