目指すゴールが遠すぎるとやる気をなくす
▶「ゴール設定」短期目標として遠すぎるゴールを設定する/重要度★★★★★
高い目標を設定するのは大事です。夢は見ないと叶いません。その姿勢はとても立派ですし、賞賛されるべきものです。長期的な目標として、現時点での偏差値とかけ離れている大学に目標を設定することはどんどんやっていきましょう。
しかし、無謀な短期目標を決めるのは考えものです。
「1ヶ月で偏差値30上げる!」
「英文法がわからないけど共通テストの模試で9割取る!」
「偏差値28だけど次の模試で医学部のA判定目指す!」
これを聞いて信用する人は誰もいないでしょう。過去に事例がなく、達成しようがない絵に描いた餅ですから。
人間は目指す対象が遠すぎるとやる気をなくします。
私は8浪目まで、早稲田以外にも東大・京大を受けたいと思い、理数系の科目もやっていましたが、毎年センター試験が10%程度しか伸びないという有様でした。
結局、私は8浪して5教科7科目を受験したセンター試験で58%しか取れませんでした。その大きな理由は40%(120/300)点しか取れなかった理数系科目の不振です。
今思うと、明らかに小学生・中学生段階でつまずいていたのでしょう。この分野を基礎から徹底的に教えるような予備校であればもっと伸びたかもしれませんが、勉強法のわからない私は、基礎的な部分を意識しないままに勉強を進めてしまっていたのです。
頑張れば達成できる目標を設定し続けないとモチベーションは維持できません。
短期目標は実現可能な範囲内にしましょう。距離感が掴めず、その設定が難しい場合は、生徒個人個人の能力をしっかり分析してくれ、課題を提示してくれる塾や予備校を調べ、話を聞きに行った上で入りましょう。
濱井 正吾
9浪はまい
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