通勤時間を1分も無駄にしたくない!電車で効率よく勉強する法 (※写真はイメージです/PIXTA)

資格試験では、得意だと安心して勉強から離れた科目の点数は、急激に低下します。実務でやっていると油断せず、問題演習と暗記事項の徹底を図る必要があります。46歳で社労士試験に挑戦し、50代から実務を経験した佐藤敦規氏が著書『45歳以上の「普通のサラリーマン」が何が起きても70歳まで稼ぎ続けられる方法』(日本能率協会マネジメントセンター)で解説します。

時間が取れない人のための方法

■外回りで時間がない人のための時間の使い方

 

営業職などに就いている人は、客先の都合に合わせて行動しなければなりません。Zoomなどのリモートによる商談も増えてきましたが、客先への訪問、出張のための移動時間も多く、内勤社員と比較すると時間管理が難しい面があります。

 

しかし半面、この移動時間や面談と面談の空き時間を勉強に充てることができれば、内勤社員よりも勉強時間を確保しやすいといえます。

 

実際、社会保険労務士試験の合格者の顔ぶれを見ると総務・人事の担当者よりもセールスパーソンのほうが多かった印象があります。

 

したがって外回りが多い仕事に就いている人は、むしろ資格試験に有利だといえます。電車で座れないときや車を運転する際は、テキストを広げられないので音声教材をICレコーダーやスマホなどで聴く方法がお勧めです。

 

■通勤時間が長い人は始発を探して勉強する

 

通勤時間が長い人も会社までの通勤に1時間半以上かかる人は、それだけで疲労しますし、自由に使える時間が少ないのでハンディがあります。

 

しかし営業職と同じように通勤時間を勉強時間に変えられれば、解消できるでしょう。

 

ポイントはとにかく座ること。音声教材を聴く方法もありますが、朝夜の通勤時間帯は混みあうので集中するのが難しいです。座るためには、たとえば電車では自宅の最寄りの駅から始発駅まで移動して並ぶというのもアリです。帰りも会社近くの駅から始発駅まで移動します。路線によっては、始発終点駅だけでなく途中駅を始発とする電車が何本かあるはずです。

 

またお金を払えば座れる有料車両が走っている路線もあります。

 

金銭的には負担となりますが、席を確保すれば、テキストを読むだけでなく問題演習などもできます。私も社会保険労務士試験の勉強では、始発駅まで移動して往復で1時間以上の学習時間を確保しました。

 

■家に家族がいて時間を取れない人のための勉強法

 

自分の書斎がなく、小さな子供がいる家庭では、なかなか自宅で落ち着いて勉強するのが難しいものがあります。そのような人が利用できるのはカフェと図書館です。平日の夜は、カフェに立ち寄り勉強してから帰宅します。

 

休日は図書館へ通います。図書館を利用する前に確認すべき点は、自習室があるかです。自習室がない図書館では、勉強するのを禁止しているところもあるからです。ネットなどで自宅近くの図書館をいくつかピックアップして問い合わせてみましょう。

 

また、カフェでは時間が気になる、いつも席を確保できないというような人は、コワーキングスペースやシェアオフィスの利用も検討してみましょう。

 

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    社会保険労務士

    中央大学文学部卒業後は、印刷業界などを中心に転職を繰り返す。46歳から知識ゼロの状態で社会保険労務士の勉強を始め、50歳目前で合格。三井住友海上あいおい生命保険を経て、現在では社会保険労務士法人に勤務。法人企業の助成金の申請代行や賃金制度の作成に携わっている。社会保険労務士としての活動以外にも、「マネー現代」「ダイヤモンドオンライン」「プレジデント」などのウェブメディアや雑誌の記事を執筆。エン・ジャパンなどが主催するセミナー講師としても登壇している。
    著書に、『おじさんは、地味な資格で稼いでく。』(クロスメディア・パブリッシング)『「働き方改革」対応・助成金 実務のポイント』(同友館)、近著に『45歳以上の「普通のサラリーマン」が何が起きても70歳まで稼ぎ続けられる方法』(日本能率協会マネジメントセンター)などがある。

    著者紹介

    連載脱!「働かないおじさん」45歳からの人生逆転方法

    本連載は佐藤敦規氏の著書『45歳以上の「普通のサラリーマン」が何が起きても70歳まで稼ぎ続けられる方法』(日本能率協会マネジメントセンター)より一部を抜粋し、再編集したものです。

    45歳以上の「普通のサラリーマン」が何が起きても70歳まで稼ぎ続けられる方法

    45歳以上の「普通のサラリーマン」が何が起きても70歳まで稼ぎ続けられる方法

    佐藤 敦規

    日本能率協会マネジメントセンター

    早期退職やリストラという言葉を聞いて、ギクリとした人も多いのではないでしょうか。リストラというと業績が悪い企業が実施するものでしたが、昨今では、高収益を挙げた企業が、さらなる発展を目指すため行うケースもあります…

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