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不動産小口化商品とは？
本来、賃料収入を目当てに不動産へ投資する際には、相応の元手が必要になります。したがって、まとまったお金を工面できる資金力や、多額の融資を引き出せる信用力が求められるということです。
その点、不動産小口化商品はその名称からも想像できるように、不動産の所有権を小口化して複数の投資家に販売するものです。投資家は自分の購入口数（出資額）に応じて、投資対象となっている賃貸物件から得られた家賃収入などの分配を受けられます。
小口化されているので100万円といった金額から購入でき、より幅広い層の投資家が不動産に投資できます。また、賃貸物件の管理業務は不動産小口化商品を組成した事業者などの賃貸経営のプロに委ねられるので、投資家自らが手を煩わせることはありません。
また、資金力や信用力に不安のない資産家にとっても、不動産小口化商品は魅力的な存在だといえるでしょう。なぜなら、複数の物件に投資資金を分散してリスクをヘッジ（軽減）できますし、将来的に相続が発生した際にも分け与えやすいからです。
