※画像はイメージです/PIXTA

家族の死亡後の手続きにはどのようなものがあるのでしょうか? 期限が設定されているもの、複数の書類が必要なものなどがあるため、事前に確認するとスムーズに進められます。みていきましょう。

忘れがちな手続きに気を付けよう

ここまで代表的な手続きを紹介しました。ただしこれで終わりではなく、ほかにもさまざまな手続きがあります。特に無料で提供されているサービスや、普段使っていないクレジットカードなどは忘れがちな手続きです。

 

運転免許証返却、各種契約の解約など

役所や保険、相続以外にも手続きが必要なものは多々あります。各種サービスやカードを故人が契約していたなら、早めに解約や名義変更の手続きを行いましょう。

 

• 運転免許証

• パスポート

• クレジットカード

• 公共施設や交通機関の無料カード

• ポイントカード

• 新聞

• 水道光熱費

 

これらは即座に手続きを行わなかったからといって、不都合が生じることはまれです。そのため存在に気づかず放置してしまうこともあるでしょう。あとになって不具合が出る可能性もあるため、早めの手続きが必要です。また幅広い手続きに対応する代行業者を利用すると、手間を削減できます。

死亡後の届出や手続きは多岐にわたるので注意

死亡後に必要な手続きは多岐にわたります。期限が設けられているものもあるため、できる限り早めに行いましょう。たとえば相続税の申告では、期限を過ぎると控除や特例を利用できず、税額が大幅に上がることもあります。

 

遺産相続に関わる代表的な手続き以外にも、カード類やサービスの解約・名義変更も必要です。すべてを自力で実施できない場合には、業者への依頼も検討しましょう。

 

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本連載は、税理士法人チェスターが運営する「税理士が教える相続税の知識」内の記事を転載・再編集したものです。

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