オンライン会議での「表情」「リアクション」の重要性
オンライン会議で、じっと顔の動かない人がいます。
顔というより、表情が変わらない人です。本人は怒っているわけではないのでしょうが、じっとモニターを見ているので表情もだんだん硬くなってくるのです。結果的に、怒った顔に見えてきたりします(【図表】)。
リモートコミュニケーションでは表情は特に大切な情報です。
オンライン会議は、テレビに出演しているのと同じなのです。
テレビのバラエティ番組ではVTRが流れているとき、スタジオの出演者は画面の角っこの「ワイプ」に見ている顔が映し出されます。彼らは「見られてもいい顔」になっているものです。
私たちはタレントではないのだから、そこまで気を使う必要はありませんが、彼らがどんなふうに反応しているか注意して見てみると、参考になる点が多いと思います。
最低限、意識してほしいのが「頷く」ことです。
特に反対意見でもないことなら、小さく頷くのです。頷くということは、意識が対象に向かっているということ。無表情になりにくく、相手からも「きちんと聞いて、反応してくれているな」と好印象を持たれます。
あまり大きく頷くとわざとらしいので、ほどほどでいいと思います。
表情が変わらないと、「反対なのかな」「随分不機嫌な顔をしているが、話題が不愉快なのかな」と、相手に気を使わせてしまうことがあります。
頷くと、必然的に下を向くことになるので、その時間は他人の視線を受けなくて済みます。オンライン会議は「自分が常に人から見られている状態」に耐えられない人もいるものです。
意識して、他人の視線を受けない工夫をするのも、自己防衛の1つになります。
とはいえ、あまり難しいことを考えずに「適度に頷く」と覚えておくこと。それだけで好感度も上がり、お得です。
【重要!】頷くことで、好感度アップ
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