「LINE」で遊びながらビジネストレーニングができる
学生に「LINEで誤解を受けたことがある人いますか?」という質問をすると、ほぼ全員が「ある」と答えます。
というのも、LINEをやる感覚は、友人同士の無駄話に近いもの。
ところが、すでに述べた通り、交換し合うのは書き言葉です。「話し言葉」を交換し合っているつもりで「書き言葉」を交換しているのです。
話し言葉なら、表情や抑揚やイントネーションで、自分がどんな気持ちでその言葉を発しているかが伝わります。しかし、書き言葉にはそれらを伝える力がありません。
友人同士の「話し言葉コミュニケーション」の中にも、「相手に送るのは書き言葉である」という理性を働かせる必要があります。その認識の欠落が思わぬ誤解やトラブルを招いているのです。
実際、学生全員がそうしたトラブルを経験し、「以前よりも、言葉に気を付けるようになった」と言います。
そう考えると、LINEは遊びながらでも、少しずつ社会性を身に付けるツールに見えてきます。LINEは社会人になる第一歩ということでしょうか。
【重要!】LINEで、ビジネスに必要な書き言葉のコツが身に付く。
「リモート飲み会」の楽しみ
私は毎週、土曜日の夜にリモート飲み会をやっています。
私はアルコールをほとんど飲まないので、コーヒーやジュースなどを飲みながら参加しています。時間は1時間弱。
相手は仕事の関係もない、しがらみもない、まったくの友人です。だから、心の底からリラックスできます。
それぞれがリラックスしているようで、ソファに横になって、もはや顔が半分しか画面に映っていない人もいます。それでも一向に構わないのです。
居酒屋で飲むよりリラックスできます。飲んだ後も、満員電車で家に帰る必要がないので、気持ちも楽です。
居酒屋は家の外でもあり、「公」の部分もあるので、リラックスしているようでもどこか緊張しているのでしょう。
参加者は4人。2人は自分の部屋があります。1人は住居と別棟の店舗の中から参加しています。私は書斎(自分だけの空間)にいるので、4人とも誰にも気兼ねなく好きなことが話せます。
住んでいる場所も、私は川崎市(神奈川県)で、3人は久留米市(福岡県)です。久留米は私の故郷でもあります。オンライン環境のお陰で、故郷の友人と毎週会えるのです。
そして年に1回、私が久留米に帰ると、皆で中華料理を食べに行きます。牽牛星(けんぎゅうせい)と織女星(しょくじょせい)ではありませんが、それも楽しいものです。
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