(※写真はイメージです/PIXTA)

「ワンルームマンション投資にすべきか、アパート投資にすべきか…」。この問題は、不動産投資を検討する方であれば一度は通る道ではないでしょうか。どう考えればいいのでしょうか。元サラリーマン大家の飯田勝啓氏が著書著『「自分らしく生きがいのある生活」は低リスク・超安定のワンルーム投資で実現する!』(アーク出版)で解説します。

減少するファミリー層、増える単身者層

■ワンルーム/ファミリータイプ

 

アパートではなく分譲マンションだとしても、どうしてファミリータイプではなく「ワンルーム」なのか、疑問に思う方もいることでしょう。その疑問にお答えします。

 

すでに日本の人口は減少傾向にありますが、世帯数は2024年まで増加し、それ以降は世帯数も減少するとの将来予測(*1)があります。このトレンドで少子高齢化は一層進みます。2040年には全世帯数の4割が単身世帯ともいわれていますが、そうなると「夫婦子ども二人」というかつては「標準世帯」といわれていたファミリー層の減少は顕著になっていきます。

 

減少するファミリー層に対して、ワンルームマーケット(利用者)はまだ伸びしろがあります。世帯数は2025年以降減少しても単身世帯は引き続き増加することが予測されています。核家族化、晩婚化、生涯結婚しない男女、高齢の単身世帯の増加、外国人就労者の増加など要因はさまざまですが、減少するファミリータイプよりもニーズのある単身住居を提供することがリスクを少なく事業展開できることは明らかです。

 

ワンルームか、もしくは比較的ゆとりがある単身世帯向けのコンパクトタイプが、私が考える投資対象です。不動産会社からファミリータイプを勧められても、冷静に今の日本の状況を考えて判断しましょう。

 

*1:総務省統計局「国勢調査」、国立社会保障・人口問題研究所「日本の世帯数の将来推計(2018年推計)」

 

■私が選んだ物件はコレ!

 

実は私、ワンルーム投資について初めは1戸だけ購入するつもりで、資金としては1000万円を上限に考えていました。それくらいなら何があろうともリスクは取れると思っていたからです。

 

それが給料以外に家賃として収入が得られることを知ったことで考え方が変わりました。こんな収入もあるのだという喜びと驚きは今でも忘れられません。なにせ、それまで普通のサラリーマンにとって、給料以外の定期的な収入を得る術を知らなかったわけですから……。

 

自分が休暇で遊んでいる間に、ワンルームマンションがせっせと稼いでくれるなんて、こんなありがたい話はないでしょう。ならば1戸にとどめず、もっと経済的な基盤を強固にしていこう。これが私の基本的な考え方になっていきました。

 

こうして我がワンルームマンション獲得作戦が始まります。

 

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本書は飯田勝啓氏の著書『「自分らしく生きがいのある生活」は低リスク・超安定のワンルーム投資で実現する!』(アーク出版)より一部を抜粋し、再編集したものです。

「自分らしく生きがいのある生活」は低リスク・超安定のワンルーム投資で実現する!

「自分らしく生きがいのある生活」は低リスク・超安定のワンルーム投資で実現する!

飯田 勝啓

アーク出版

今の生活と将来に不安を抱き、精神的に辛い思いをされている人へ――。 たとえごく普通のサラリーマンであっても「自分らしく生きがいのある自由な世界」は実現できます。もちろん株式投資のようなハイリスクなものでも、また…

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