(※写真はイメージです/PIXTA)

「ワンルームマンション投資にすべきか、アパート投資にすべきか…」。この問題は、不動産投資を検討する方であれば一度は通る道ではないでしょうか。どう考えればいいのでしょうか。元サラリーマン大家の飯田勝啓氏が著書著『「自分らしく生きがいのある生活」は低リスク・超安定のワンルーム投資で実現する!』(アーク出版)で解説します。

「経済的基盤」はワンルームの賃貸料で築く!

経済的基盤を築く方法はさまざまありますが、まずは「不労所得」がなぜ必要か。そして私が「不労所得」の手段としてワンルームマンションを所有し、それを賃貸することで家賃収入を得ることを経済的基盤として、今まで実践してきた方法を紹介します。

 

■「経済的基盤」は不労所得で!

 

「不労所得」ってなんでしょうか。サラリーマンとして働いて給料をもらうこと、これを「勤労所得」というのに対し、「不労所得」とは文字どおり、「働かないで得られる所得」ということです。「働かないで」と聞くと、なんとなく「働かざる者、喰うべからず」とよからぬイメージを連想してしまいますが、誤解しないでください。サラリーマンは自分の限りある時間を切り売りして、その対価として給料をもらいます。サラリーマンなら何の疑問もなく、そうしていることでしょう。

 

しかし、限りある時間をすべて会社のために使っていたら、定年で会社を辞めたときに何が残るでしょうか。よくて退職金をそこそこもらって、「お疲れさまでした」と終わるのではないでしょうか。

 

それに対して「不労所得」は自分の時間を切り売りしないで収入を得ることで、自分の時間を確保することができます。そして「不労所得」とは「働かない」ではなく、どうすれば自分の時間を切り売りしないでよいかを考え、そのための準備をし、行動した結果として得られる収入です。何もしないで、〝棚からぼたもち〟が降ってくるわけではないことを強調しておきたいと思います。

 

さらに老後資金全般について考えてみましょう。公的年金はあるものの、多くの人はそれとは別に老後の資金を働けるうちに稼ぎ、蓄え、それを取り崩して老後の生活をおくるというライフスタイルが一般的でしょう。

 

年金は定期的に入ってきますが、「老後の2000万円不足」問題に象徴されるように、年金で不足する部分を退職金やそれまで蓄えた貯蓄などを切り崩して生活していくのでは、「いつか底をついてしまう」という漠然とした不安にならないでしょうか。銀行預金では1000万円でわずか200円の利息、加えてこの先インフレになれば元金自体が目減りするリスクすらあるのです。

 

給料に代わる収入がなければ、預金残高が年々減少していくのは当然のことで、この先、長生きしていくために、老後資金を倹約して無駄遣いしない生活をおくっていく必要があります。

 

このつつましい生活は大事なことで、これを否定するつもりはありません。ですが、好きな海外旅行や趣味の世界をガマンして老後の生活をおくるのは少し寂しい気がしませんか。人生一度キリですからね。いずれ訪れる〝お迎え〟のときに自分のやりたいことはすべてやったといえるくらいが理想ではないでしょうか。そのためにも「不労所得」は欠かせない「経済的基盤」になると私は考えています。

 

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本書は飯田勝啓氏の著書『「自分らしく生きがいのある生活」は低リスク・超安定のワンルーム投資で実現する!』(アーク出版)より一部を抜粋し、再編集したものです。

「自分らしく生きがいのある生活」は低リスク・超安定のワンルーム投資で実現する!

「自分らしく生きがいのある生活」は低リスク・超安定のワンルーム投資で実現する!

飯田 勝啓

アーク出版

今の生活と将来に不安を抱き、精神的に辛い思いをされている人へ――。 たとえごく普通のサラリーマンであっても「自分らしく生きがいのある自由な世界」は実現できます。もちろん株式投資のようなハイリスクなものでも、また…

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