(※画像はイメージです/PIXTA)

筑波こどものこころクリニック院長/小児科医の鈴木直光氏は著書『新訂版 発達障がいに困っている人びと』のなかで、発達障がいとどのように向き合うべきかを記しています。発達障がいは治療ができない難病ではありません。本記事では、「5歳児健診」について解説していきます。

大学病院の先生への「気軽な相談」が難しければ…

それでも何かあったら、近所のかかりつけ医にまずは相談してみましょう。大学病院の先生などに「何かあったらまた来てください」と言われてもなかなか気軽に相談できず、つい行きそびれてしまう場合が多いのです。

 

しかも、予約しようにも数ヵ月先となりすぐに予約が入らず、受診する頃には別の問題が生じているということもよくあります。そうならないためにも、何かあったら行くのではなく、必ず次に行く外来日を定期的に予約しておくことも大切です。

 

これらの治療は、もちろん発達障がいに悩んでいるお子さんや本人を助けるために大切なことなのですが、それは、同時に周りの人たちを幸せにすることにもつながります。

 

 

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鈴木 直光

筑波こどものこころクリニック院長・小児科医
小児神経学会認定医博士(医学)

本記事は幻冬舎ゴールドライフオンラインの連載の書籍『新訂版 発達障がいに困っている人びと』より一部を抜粋したものです。最新の税制・法令等には対応していない場合がございますので、あらかじめご了承ください。

新訂版 発達障がいに困っている人びと

新訂版 発達障がいに困っている人びと

鈴木 直光

幻冬舎メディアコンサルティング

発達障がいは治療できる 診断、対処法、正しい治療を受けるために 書版が出版されてから4年、時代の変化を踏まえて最新の研究データを盛り込み、大幅な加筆修正を加え待望の文庫化。 “「発達障がい」は治療ができない…

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