大学病院の先生への「気軽な相談」が難しければ…
それでも何かあったら、近所のかかりつけ医にまずは相談してみましょう。大学病院の先生などに「何かあったらまた来てください」と言われてもなかなか気軽に相談できず、つい行きそびれてしまう場合が多いのです。
しかも、予約しようにも数ヵ月先となりすぐに予約が入らず、受診する頃には別の問題が生じているということもよくあります。そうならないためにも、何かあったら行くのではなく、必ず次に行く外来日を定期的に予約しておくことも大切です。
これらの治療は、もちろん発達障がいに悩んでいるお子さんや本人を助けるために大切なことなのですが、それは、同時に周りの人たちを幸せにすることにもつながります。
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鈴木 直光
筑波こどものこころクリニック院長・小児科医
小児神経学会認定医博士(医学)