関心のある分野の専門家とネットワークを作る方法
▼著者の講演会やセミナーで名刺を交換しよう
自分の交友関係に広がりや深みを持たせるにはどうしたらいいでしょうか?
今までの交友関係と違った人脈を作るのは、何かきっかけがないと難しいものですが、思い切って自分が尊敬している人に会いに行くのはどうでしょうか。
例えば、何か本を読んで、著者が言っていることに共感したとします。そうしたら、その人の講演会やセミナーが開催されたときに会いに行くのです。
私は気になる著者の方が新しい本を出版された時に開催される講演会によく参加します。終わったときに必ずご挨拶に行って、名刺交換をさせて頂きます。
初対面でも、著者の方はわざわざ講演会に来てくれたということで間違いなく歓迎してくれます。その時に本や講演会の感想を伝え、著者の方がSNSをされている場合は友達申請をさせていただいていいかお聞きします。大概の場合は大丈夫なことが多く、それがキッカケになって、著者の方が何かイベントをされる場合は誘って頂いたりして、その著者とのつながりができます。
著者の方の中にはご自身の勉強会や塾をお持ちの方や、オンラインサロンをお持ちの方もいらっしゃいます。知り合いになってそういう塾などに入ると、著者のネットワークにいらっしゃる方とも知り合う機会が増えるので、一気に交流が広がり、また深まっていくことになります。
▼人とのつながりから、活躍のフィールドは広がっていく
このように今まで自分が入れなかったコミュニティに入り、様々なことを経験することができます。
自分が興味のある人のセミナー・講演会・勉強会に参加して最初に声をかけるだけです。的外れなことを言ってしまわないだろうか、と緊張してしまう人も多いと思いますが、質問をしてくれた人というのは嬉しく思うものなので、大丈夫です。
私の知人の尾崎さんは、自分が共感する経済評論家のセミナーに行かれて、終了後感想と自分の意見を伝えたところ、それを覚えていてくださり、何回かセミナーに参加するうちに、その方からお声がかかり一緒にセミナーをしないかと誘われ、前半部分を担当されたそうです。
インタビューさせて頂いた、経済コラムニストの大江英樹さんと私が出会ったのは4年前の大江さんの定年セミナーでした。その時に、定年前後のサラリーマンが集まる「定年男子の会」を始めると言われたので、セミナー後に参加をお願いしたことがキッカケになり、そのグループに入れてもらうことができました。
セミナー・講演会は都心に多いと思いますが、最近はZOOMセミナーが主流になってきたので、きっかけは全国どこにいても作ることができます。
今や人との出会いは、場所に関係なく、その人がその気になれば作れる時代になりました。ぜひ積極的に専門家や著者の方と知り合いになって、その方のネットワークに入って自分の世界を広げてみませんか。
・ 「この人から学びたい」と思う方とは、セミナー等をきっかけとして知り合いになり、自分の交流関係を広げていこう。
髙橋 伸典
セカンドキャリアコンサルタント
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