実は痩せる必要なし?…ダイエットに何度も失敗する人の共通点

世の中には失敗するからこそ成り立つビジネスが多くあります。そのなかの一つ、なぜダイエットは永遠に失敗し続けるのでしょうか。実は本気で痩せる必要がないからです。還暦から筋トレを始めた城アラキ氏が著書『負けない筋トレ 還暦から筋トレにハマったら、「肉体」と「人生」が激変した!』(ブックマン社)で解説します。

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衰えているのは体だけではなかった

■ついでに大型免許も挫折した

 

昔はできたと言えば、還暦過ぎて、バイクの大型免許(限定解除)にも挑戦したことがある。スズキの「隼」というバイクがどうしても欲しくなったのだ。ちなみにカタログ上の最高速度が時速312㎞。フェラーリと同速度でお値段1/10以下。

 

ちなみに私、20代からバイクには乗ってきたし、30代の頃にはゴビ砂漠だってバイクで走った。30年ぶりとはいえ、そこらのオッサンより腕に覚えはある。歳はとったが教習所の大型免許くらい簡単と舐めていた。ところが「一本橋」がどうしても渡りきれないのだ。

 

バイクの免許を取ったことのある読者ならわかるだろうが、これは幅30㎝、長さ15mの「橋」の上を10秒以上かけてバランスをとって渡る試験。中型免許を取った頃は、何も考えず特に緊張もせず、最初から一度も落ちることなく渡れた。そもそも落ちるなんて考えたこともなかった。

 

ところが渡れない。バランスを崩して転倒を繰り返す。我が事とはいえ信じられない気分だった。Gパンの下にこっそりプロテクターを着けて防護したが、そのうちに恐怖心が芽生えてきた。ハンドルを握るたび、自分がどんどん萎縮していくのがわかる。ここでも満身創痍。これは無理だとさすがに諦めた。

 

体は確実に衰えているが、その事実を認める冷静さはない。「できぬはずがない」と頑なだ。ジジイになるとはそういうことだ。衰えは体力だけではない。反射神経、バランス感覚、もろもろ含めて戦う気力も衰えているのだと自覚させられた。

 

■食事制限だってやってみた

 

今どきの医学は、「諸悪の根源は肥満である」と簡単に決めつけてくれる。だから「週末断食」から「玄米菜食」「朝バナナ」から「夜納豆」、「地中海式」から「糖質制限」までいろいろ試してもみた。ま、このへんはあなたも多分一緒だと思う。

 

テレビでは毎日悪魔の囁きのように「体にいいよ〜これさえ食べれば痩せるよ〜健康になるよ〜」と繰り返す。「嘘をつきやがれ」と思いながらも、いそいそとスーパーで納豆など買ってくるから、オヤジはチョロいもんだ。実は、無駄に長くは生きてきたから、本当は失敗の理由なんてとっくにわかっているのだ。

 

■ダイエットは「永久失敗商法」

 

世の中には失敗するからこそ成り立つビジネスがある。たとえば英会話。誰もが簡単に使えるようになっては商売にならない。そもそも中学高校と6年間も習って、外国人に道を訊かれ照れ笑いで誤魔化すなんて日本人だけだ。

 

メキシコのティファナに行ったときのことだ。未舗装のでこぼこ道に、砂埃舞い立つ絵に描いたような国境の町。道ばたの土産売りのインディオのオバチャンがアメリカ人観光客と丁々発止 、流暢な英語でやり合っている。どうみても英会話教室とは縁はなさそう。

 

そりゃメキシコの学校だって英語の授業はあるだろうが、オバチャンの風情は田舎の村からいま来たばかりな素朴なたたずまいだ。話してわかったが実際、オバチャンはティファナに来てまだ1年だという。なぜオバチャンは1年でこんなに英語が達者なのか。

 

生活が、いや生存そのものがかかっているからだ。道行く外国人に必死の英語で声をかけ、その足を止めさせ、命がけで客の気をひき、値切りをかわし、ため息をついて最後は諦めたように客の値段を受け入れる。これで英会話が上達しないわけがない。ちなみに私は知っているがその値段、メキシコ内地で買う10倍以上だ。オバチャン、英語もうまいが芝居はもっとうまい。

 

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    漫画原作家

    立教大学在学中からライター活動をはじめコピーライターを経て漫画原作家に。「ソムリエ」「ソムリエール」「バーテンダー」シリーズなど酒に関する漫画の他、「相場師」「株―マーケット」など経済漫画から「にらぎ鬼王丸」など刀剣漫画まで、広いジャンルで著書多数。趣味は、筋トレとワイン&カクテルとフェラーリ。

    著者紹介

    連載中高年メタボオジサンのための「読む筋トレ」入門

    本連載は、城アラキ氏の著書『負けない筋トレ 還暦から筋トレにハマったら、「肉体」と「人生」が激変した!』(ブックマン社)より一部を抜粋し、再編集したものです。

    負けない筋トレ

    負けない筋トレ

    城 アラキ

    ブックマン社

    『ソムリエ』『バーテンダー』など、数々のお酒にまつわる傑作漫画の原作を手掛けてきた著者は自他ともに認める酒呑みであり、美食家だ。3日に一度は暴飲暴食。仕事柄、1日の歩数が500歩なんてザラだった。運動もしない日々を…

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