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自分の裁量で、業務を拡大できる
▼業務委託契約のメリット
業務委託契約の変更で何が良かったかというと、やはり時間の自由を獲得できたことです。サラリーマン時代は9時から18時までの勤怠システムに縛られています。そこから解放されて、自分のペースで仕事を進めることができます。
基本的には自宅で仕事をし、会社には必要な時に行くようにしています。今まで通勤に往復4時間かかっていたので随分楽になりました。
もちろん事前に決めた業務内容については、確実に達成し、より質の高い仕事になるよう工夫していることは言うまでもありません。
雇用関係にあった会社以外の仕事を受注することも可能になるので、セカンドキャリア支援の仕事もできるようになりました。自分の裁量で、業務を拡大することができるのです。可能性は広がります。
▼素直で柔軟な気持ちを持つことで、道は拓ける
こうして私は、仕事を業務委託契約にすることでリスクなく独立を果たすことができました。サラリーマン時代と同じ仕事を基盤とし、自分がしたい仕事を選択しながら少しずつ進めています。
最初は崖っぷちに立つ試練もありましたが、友人のアドバイスのお陰で、自分の至らないところを素直に認め、反省し改善してきました。
そうすることで会社の上層部も見方を変えていただき、互いに良好な人間関係を構築できるまでになりました。
今は仕事を業務委託に変更することで、リスクなく独立でき個人事業主になり、いろいろな仕事に取り組めるようになりました。こうしたきっかけを作ってもらった友人に感謝しています。
反省と素直、反省と素直、感謝、感謝と何度も述べてきました。しかし、定年を過ぎて頭も固くなり、行動にも無理がきかなくなり、柔軟に素直な気持ちで崖の向こうに飛び込んでいくのは勇気がいる、大変なことです。
だからこそ、こういう気持ちを日々忘れずにこれからも進みたいと思います。過去を振り返った時にまた、楽しい日々だったと言えるように、「未来の過去」である今、何が起こるかわからない今を1日1日大切に歩きたいと思います。
ここまで、私の7年間に渡る定年後の活動を書いてきました。私の「しくじり」が、あなたの転ばぬ先の杖になるようでしたら幸いです。
・今までの仕事の契約を業務委託契約に変更することで、リスクなく個人事業主になることができる。
・個人事業主になると、自分の裁量で仕事ができ、自分で決断し自由に仕事を広げることができる。
髙橋 伸典
セカンドキャリアコンサルタント
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