283万円の差額…恐ろしい「終身払込」の具体例
「そんなバカな……」と思う人のために、計算をお見せしよう。
今、35歳の男性が、死亡保障1,000万円の保険に、「65歳まで支払って」一生涯保障される「終身保険」と、同じく35歳の男性が同じ1,000万円で「終身払込」の「終身保険」に入った場合とで、それぞれ支払う保険料の比較をしたものが、以下の[図表2]だ。
結果として「終身払込」だと、スタートの保険料は毎月5,000円前後安いけれども、合計の保険料では283万円以上も余計に支払うことになる。
それよりもっと大切なのは、「65歳払済」の方は定年とともに保険料支払いも終わってしまって肩の荷が下りるが、「終身払込」の方は年金生活になっても死ぬまで払い続けなければならないという、ハンデを背負わされていることだ。
つまり、年金生活の中に「保険料支払い」が食い込んでくる。
保険屋さんから渡された保険の設計書に、たとえ一部分でも「終身払込」の保険があったら、割り切って考え、そんな提案をする保険会社とはお付き合いしない方が、賢明なのです。
でも、加入してから早く死ぬ予定だったら、どんな保険でも、保険料が一番安い「終身払込」が一番お得ですよ。
注目のセミナー情報
【国内不動産】4月26日(土)開催
【反響多数!第2回】確定申告後こそ見直し時!
リアルなシミュレーションが明かす、わずか5年で1,200万円のキャッシュを残す
「短期」減価償却不動産の節税戦略
【資産運用】5月10日(土)開催
金価格が上昇を続ける今がチャンス!
「地金型コイン」で始める至極のゴールド投資