“もはや詐欺!?”…生保が「画期的に儲かる」ヤバすぎる保険の中身【保険のプロが解説】

「定期付き終身保険」の後継商品として開発された「アカウント型保険」。保険のプロである国際保険総合研究所所長の三田村京氏によると、「“定期付き”よりもさらに悪質な“社会悪的保険”」であるといいます。その中身について、詳しく見ていきましょう。

新しく開発された“ヤバい保険”

評判の悪い「定期付き終身保険」も、発売されてから大分年月が経った。

 

日ごとに評判は悪くなるのに、いまだに頑張って販売しているところをみると、よほど台所事情が悪くて、なりふり構うより儲かる商品を売りたいというのだろう。きっと予定利率の高い頃の契約をいっぱい抱えていて逆ザヤに苦しんでいて、お客の幸福なんか犠牲にしても、業績回復が先だと考えているとしか思えない。

 

「定期付き終身保険」については、筆者はこの保険が発売された直後からダメ保険のらく印を押してきたが、その意識がようやく世間に浸透してきたのか、新聞・雑誌でもダメ保険の部類に取り上げ始めた。

 

保険と貯金をくっつけた…"画期的"な「アカウント型保険」

「こりゃー大変だ」と思ったかどうか知らないが、ある系統の生保では、またまた新しい保険を開発した。開発したA社は「画期的に進化した保険」というキャッチコピーで大々的に売り出した。

 

それが「アカウント型保険」の商品Aという保険だ。

 

何が画期的に進化したのかというと、保険料の中に「アカウント部分」(簡単にいうと単なる貯金)があって、保障額を大きくしたければそこからその分の保険料を出し、保障を小さくしたら浮いた保険料はアカウント部分にプールする、ということらしい。

 

この方式が「画期的に進化」した方式かどうか筆者にはわからないが、保障を大きくしたければ保険料は自分の財布から出せばよいのだし、保障を小さくして浮いた保険料は自分の財布に入れればよいことで、なんで余計なお金を保険会社に預けておかなければならないのか、「画期的な欺瞞(ぎまん)」としか思えない。

 

この保険の「アカウント」部分は単なる「貯金」と同じである。

 

保険と貯金をくっつけたものが画期的であるなら、なんでも貯金とセットすれば画期的であり、「意味のない組み合わせ」をみんな画期的だと言わなければならない。

 

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    国際保険総合研究所 所長

    東京生まれ。長年勤務した大手生命保険会社を退職後、国際保険総合研究所を開設。
    徹底した消費者の目線で、生命保険のあり方を研究。正しい生命保険の考え方についての講演、指導、相談をはじめ、テレビ出演や新聞・雑誌執筆など多方面で活躍。「抱き合わせ保険」「アカウント型保険」「更新型」「転換」の問題点などを最初に指摘、後悔のない生命保険の入り方・やめ方のアドバイスを大胆・詳細に展開している。

    著者紹介

    連載人生が台無しに…後悔しない「良い保険」と「ダメ保険」の見分け方

    ※本記事は三田村京氏の著書『良い保険ダメ保険の見分け方』より一部を抜粋・再編集したものです。
    ※記事化にあたり、保険会社および保険商品名を伏せています(書籍には具体名の記載あり)。

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