本記事は、フランクリン・テンプルトン・ジャパン株式会社が6月15日に配信したレポートを転載したものです。

ドルコスト平均法で不安的な市場環境への対処を容易に

 「相場がこれほど不安定だと、投資ができません」

 

ボラティリティの高い市場が長期投資家に買いの機会を提供することは、ほとんどの投資家が認めるところです。一方、ボラティリティの高い市場で、規律を守りながら投資することは、難しいことです。「本当にいまが買いどきなのだろうか?」と考えざるを得ません。

 

ドルコスト平均法を使うと、こうした投資プロセスにおける不安が軽減されます。簡単にいうと、ドルコスト平均法とは、一定額を定期的に投資することです。ファンドの一口当たり基準価額が低いときはより多くの口数を購入でき、基準価額が高いときは購入する口数が少なくなります。

 

時間が経つにつれ平均買い入れコストは、1口当たりの平均基準価額よりも低くなる可能性があります。ドルコスト平均法では、1口当たり基準価額の変動にかかわらず、ファンドを継続的かつ規律正しく購入する必要があります。

 

投資家は、基準価額が低いときや景気が変動するときでも、購入を継続できる資金力があるかどうかを考える必要があります。この方法は、利益を保証するものでもリスクを排除するものでもなく、また、相場下落から生じる損失を回避するものでもありません。

 

あ
[図表2]有効なドルコスト平均法1口あたりの平均基準価額:10.00ドル(60.00ドル÷6回)
1口あたりの平均購入価格:9.77ドル(3000ドル÷307.1口)
上記の数字は例示を目的としたものであり、フランクリン・テンプルトンのいかなるファンドのパフォーマンスやポートフォリオの内容を示すものではありません。

 

この期間中の平均購入価格は、1口当たり平均基準価額よりも0.23ドル低くなりました。

いまはポートフォリオを見直す絶好の機会かもしれない

「もっと分散投資したほうがよいでしょうか?」

 

あなたのポートフォリオは、思ったとおりに分散されていますか? 是非、金融の専門家に相談してみてください。投資先のパフォーマンスはそれぞれ異なるため、ポートフォリオ内のさまざまな資産クラスのウエイトは、時間の経過とともに変化する可能性があります。

 

金融の専門家がいれば、ポートフォリオが適切に分散されているかどうかを一緒に再確認することができます。また、現在のポートフォリオの構成が、投資目標やリスク許容度に合致しているかどうかも見極めることができます。

 

2025年2月8日(土)開催!1日限りのリアルイベント
「THE GOLD ONLINE フェス 2025 @東京国際フォーラム」
来場登録受付中>>

 

注目のセミナー情報

​​【税金】11月27日(水)開催
~来年の手取り収入を増やす方法~
「富裕層を熟知した税理士」が考案する
2025年に向けて今やるべき『節税』×『資産形成』

 

【海外不動産】11月27日(水)開催
10年間「年10%」の利回り保証
Wyndham最上位クラス「DOLCE」第一期募集開始!

次ページメディアに流される前に…投資には「長期的な見通し」を

<資産配分について>
資産配分はボラティリティを軽減するための貴重なツールですが、すべての投資には、元本を割り込む可能性を含むリスクが伴います。通常は、より積極的な投資を行ったり、潜在的リターンを大きくしたりすると、リスクもそれに応じて大きくなります。
一般的に、投資家はポートフォリオの価値の変動、特に短期間の変動を許容する必要があります。
株価は、個別企業、特定の産業、業種、市場環境全体などの影響により急かつ大幅に変動する場合があります。
一般的に債券の価格は、金利が上昇した場合には下落し、金利が低下した場合には上昇します。
投資対象とする国・地域の金利が上昇し、保有する債券の価格が下落した場合には、ファンドの基準価額が下落する可能性があります。
海外投資は、通貨や市場のボラティリティ、政治的あるいは社会的不安定性から生じる付随的なリスクを伴い、こうしたリスクは特に発展途上国で大きくなります。
分散投資は利益を保証するものでも損失を回避するものでもありません。
ファンドのリスクについては、投資信託説明書(交付目論見書)に詳しく記載されています。

※いかなる目的であれ、当資料の一部又は全部の無断での使用・複製は固くお断りいたします。
●当資料は、説明資料としてフランクリン・テンプルトン・ジャパン株式会社(以下「当社」)が作成した資料です。
●当資料は、当社が各種データに基づいて作成したものですが、その情報の確実性、完結性を保証するものではありません。
●当資料に記載された過去の成績は、将来の成績を予測あるいは保証するものではありません。また記載されている見解、目標等は、将来の成果を保証するものではなく、また予告なく変更されることがあります。
●この書面及びここに記載された情報・商品に関する権利は当社に帰属します。したがって、当社の書面による同意なくして、その全部もしくは一部を複製し又その他の方法で配布することはご遠慮ください。
●当資料は情報提供を目的としてのみ作成されたもので、証券の売買の勧誘を目的としたものではありません。
●フランクリン・テンプルトン・ジャパン株式会社(金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第417号、加入協会/ 一般社団法人投資信託協会・一般社団法人日本投資顧問業協会・一般社団法人第二種金融商品取引業協会) はフランクリン・リソーシズ・インク傘下の資産運用会社です。

人気記事ランキング

  • デイリー
  • 週間
  • 月間

メルマガ会員登録者の
ご案内

メルマガ会員限定記事をお読みいただける他、新着記事の一覧をメールで配信。カメハメハ倶楽部主催の各種セミナー案内等、知的武装をし、行動するための情報を厳選してお届けします。

メルマガ登録