責任の所在をはっきりさせておく
▶自分のミスを責任転嫁してくる!
正直なところ、こういう人たちは要注意人物です。
こちらが我慢すればなんとかなるような問題ではなく、下手にかかわると、あなた自身に実害が及びます。
このような行動の背景には、完璧主義と自己愛が潜んでいます。
本来、仕事の失敗と人間的な価値は全く無関係なものですが、彼らはこの2つをイコールだと考えています。
失敗をしてしまったら、謝罪をした上で必要な対処をすればいいだけなのに、謝る=失敗を認める=人としての価値が下がるからと思って謝ることができません。
そして、あろうことかそのミスの原因を、濡れ衣を着せても声を上げないような人に責任転嫁しているのです。
それを防ぐ有効な方法はただ1つ。
「できるだけ、責任の所在をはっきりさせておく」ということです。
口頭で物事を決めず、メールやチャットでやりとりしましょう。
どうしても口頭になる場合は、
「先ほどの打ち合わせで〇〇という依頼をいただきましたので、その通りに進めさせていただきます」
というように、報告としてメールやチャットも送り、証拠として残しておくと安心です。
さらに、1対1でのやりとりを避けるのもいいでしょう。
第三者を交えて対応すれば、後々問題が発生した場合でも、証人がいる分被害を受けることを避けられるでしょう。