Uターン転職で転職理由が「地元を活性化したい」がNGな理由

Uターン転職の採用面接で企業側が聞きたいのは、転職理由と転職希望者の強み。つまり、自社に何をもたらしてくれるのか。地元企業がUターン人材を求めるのは、会社を大きくしたい、強気うしたいという思いからです。キャリアコンサルタントの江口勝彦氏が解説します。

【オンライン開催(LIVE配信)】6/21(火)開催決定!
インドアゴルフ事業は次なるステージに突入します!
FCビジネスだけではない、新しいビジネス事業投資が登場
「シミュレーションゴルフ事業」投資の全貌 >>>>

Uターン転職の面接で大事な自己PR

■採用面接での企業側の関心は「なぜ転職するのか」と「自社のメリット」

 

情報収集から企業選定までは、求職者の側が多種多様な求人のなかから企業を選ぶ立場にあります。しかし応募から面接の段階に入ると、逆に企業側から選ばれる立場になります。このとき大事になってくるのが自己PRです。

 

自己PRは自分の長所を並べればいいというものではなく、「企業が求める人材と自分はマッチしている」という点を分かりやすく伝える必要があります。

 

採用面接で企業側が聞きたいのは、大きく二つのポイントです。

 

一つはUターン転職したい理由です。この質問をすることで、求職者がどれだけ強い動機や覚悟をもって転職しようとしているのかを見ます。

 

もう一つは、求職者の強みは何かということです。あなたを採用することによって、自社に何をもたらしてくれるのかを知りたいのです。

 

この二点について説得力をもってしっかり語れないと、相手の共感や興味は得られません。よくある面接の失敗談として、「なぜUターン転職したいのですか」と聞かれて、「ワークライフバランスを改善したい」と答えるパターンがあります。

 

ワークライフバランスという言葉は、ワークとライフの比率が半々とか、ワーク4でライフ6といった意味合いで面接官に伝わることが多いです。すると、仕事にあまり縛られたくないということだと思われて、不採用にされてしまいます。自社に何をもたらしてくれるのかが見えてこないからです。

 

企業がUターン人材を求めるのは、会社を大きくしたい、強くしたいという思いからです。「あなたがもっているすばらしいスキルやキャリアを見せてください!」とワクワクしているところに、ワークライフバランスを持ち出されると、途端に興ざめしてしまいます。

 

もう一つのNG回答として「地元を活性化したい」というのがあります。地元の活性化は地方ではどこも課題なので、地元を元気にしたいという思い自体は悪いことではありません。ただ、「では具体的にどうやって活性化するのか」と聞かれたとき、相手が納得できる具体的な答えが必要です。そもそも、地元に住んで地元の会社に通うことが地域活性化なのかについても考えが分かれるところです。 

 

それで地域活性になるのなら、どの自治体もこんなには困っていないはずです。それなら転職するよりふるさと納税をしてもらったほうが地元の役に立つというものです。

 

つまり転職の動機や目的として、地域活性や地元貢献はあまりに漠然としていて具体性に欠けているのです。

 

どこかのテキストからお手本の答えを引っ張ってきたような、あるいは「地域活性と答えておけば、高い志があるように思ってもらえるだろう」というような表面的な回答に感じられます。

 

面接官はたくさんの人を見てきたプロなので、その人が本心で喋っているかや本気で伝えにきているかどうかというのは肌感覚で分かります。よそから借りてきた言葉や表面だけ繕ったきれいごとでは、到底納得させられません。

 

【オンライン開催(LIVE配信)】6/21(火)開催決定!
インドアゴルフ事業は次なるステージに突入します!
FCビジネスだけではない、新しいビジネス事業投資が登場
「シミュレーションゴルフ事業」投資の全貌 >>>>

株式会社エンリージョン 代表取締役
キャリアコンサルタント

1978年生まれ。静岡東高校から千葉大学教育学部に進学、2002年卒業。東京日産自動車販売に入社(関東実業団バスケットボール所属)。2003年、新潟アルビレックスBBに入団。翌年にABA(米マイナーリーグ)挑戦のため渡米。2005年に現役を引退。その後、妻の地元である新潟に定住し、リクルート新潟支社にてセカンドキャリアをスタート。自身が地方転職した経験を活かし、2010年に地方特化型の人材紹介会社エンリージョンを設立(リージョナルスタイル加盟)。現在は経営者でありながら、キャリアコンサルタントとして人材紹介や採用代行、転職支援などのサービスを提供している。

著者紹介

連載30代で「Uターン転職」を成功するポイント

本連載は江口勝彦氏の著書『幸せのUターン転職』(幻冬舎メディアコンサルティング)から一部を抜粋し、再編集したものです。

幸せのUターン転職

幸せのUターン転職

江口 勝彦

幻冬舎メディアコンサルティング

30代になると結婚や子どもの誕生、マイホームの購入、親の介護などさまざまなライフイベントを迎えます。 そのタイミングで都会からのUターン転職を考える人もいますが、年収やキャリア形成の不安から「自分が働ける場所はな…

メルマガ会員限定記事をお読みいただける他、新着記事の一覧をメールで配信。カメハメハ倶楽部主催の各種セミナー案内等、知的武装をし、行動するための情報を厳選してお届けします。

登録していただいた方の中から
毎日抽選で1名様に人気書籍をプレゼント!
TOPへ