「手抜き学習」が将来役に立つ
■中学生の間に「工夫」を覚えよう
誰もが平等に与えられているのが1日の24時間です。時間は有限です。勉強に余裕がある時だからこそ、短時間で成果が出る学習に取り組んでみましょう。創意工夫と試行錯誤を繰り返して、自分に合った最高の学習方法を見つけていきましょう。手抜きが上手い人は工夫ができる人であり、勉強が得意な人です。練習時間の長いクラブに入っている子どもが成績が良いのは、この工夫をしているからです。時間がないから工夫で解決しています。高3になってクラブを引退して、生じた時間を使って、効率よく勉強していきます。
逆転合格をしていく生徒には、このタイプが多いようです。
⇒時間は有限。工夫は無限
■完璧主義を捨てよう
完璧主義は自分がつらいだけでなく、周囲の人にも悪影響を与えます。すぐには治らないのが完璧主義ですが、少しずつ気持ちが楽な方に進んでいきましょう。
⇒常に満点を目指さずに、合格点を目指そう
⇒優先順位をつけて、メリハリをつけよう
⇒する必要のないものは、思い切って捨てるのもあり
⇒完璧な人間などいない。欠点のある自分をありのまま受け入れる
■「遊ぶ」はことは悪いことではない
まじめな子は、「遊ぶ」ことが苦手です。「遊ぶ」こと自体に罪悪感を持ったり、「遊ぶ」と勉強が遅れるのではないかという不安になるのです。
「遊び」を水泳に例えて説明することがあります。水泳の得意な人は、息継ぎが上手です。
息継ぎなしでは、長く泳げません。一流選手の息継ぎは、一定の感覚でリズムもよく、美しいです。「遊び」も同じです。勉強を充実させたければ上手に遊ぶこと、つまり「よく学びよく遊べ」です。遊ぶ時も全力でなければなりません。中途半端ではダメです。ディズニーランドやUSJに教科書を持ち込んではいけません。
⇒「よく学び、よく遊ぶ」は学習の王道
乾 俊和
株式会社ドゥクエスト 代表取締役社長
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