(※写真はイメージです/PIXTA)

口癖は、よく使えば物事はうまく進みやすくなりますが、悪く使っていると物事はマイナス方向に進みやすくなります。「言い訳」を意識して話さないようにするだけでも、あなたの思考パターンを変えることができます。エグゼクティブコーチの大平信孝氏が著書『部下は動かすな。』(すばる舎)で解説します。

【関連記事】「部下は動かすな」…上司、リーダーの本当の役割とは?

「悪い口癖をやめる」ことにフォーカス

マイナスの状態から抜け出し、自分自身の「あり方」を整えるセルフリーダーシップとして、次の3つを推奨します。

 

①口癖をマネジメントする
②睡眠であり方を整える
③自己肯定感を上げる

 

▶自分の「口癖」をマネジメントする

「あり方」を整えるセルフリーダーシップで、まず注目してほしいのが口癖です。

 

口癖は、よく使えば物事はうまく進みやすくなりますが、悪く使っていると物事はマイナス方向に進みやすくなります。

 

口癖をマネジメントしようと思ったらやるべきは、「いい口癖を使っていく」よりも、「悪い口癖をやめる」ことにまずフォーカスすることです。

 

悪い口癖をやめれば、マイナスのマインドが自然と減っていき、それだけでも仕事も人間関係も好転していくからです。

 

悪い口癖は、意識しないと多くの人が自然に使ってしまいます。

 

誰でもつい、部下や役員といった「人のせい」や会社の組織やシステム、業界といった「環境のせい」にして愚痴を言ってしまうことがあります。

 

あなたの上司が、愚痴やネガティブな口癖を使っていたら、部下であるあなたは付き合いたい、ついていきたいと思うでしょうか。きっと10人中10人が思わないはずです。

 

ですから、自分の無意識の口癖に意識を向け、徐々にやめるようにしましょう。

 

やめるべき代表的な口癖は次の5つです。

 

■やめるべき口癖①:「でも」「だって」

 

やめるべき口癖の代表例が「でも」「だって」です。

 

「でも」を使うと、なんでも簡単に否定することができます。たとえ、いい流れがきていても、一瞬で悪い方向に変えることができるマジックワードともいえるでしょう。

 

また、「だって」を使うと、行動しなくていい原因、うまくいかない原因探しの達人になれます。

 

「でも」「だって」を使うことで、行動しなかったことに罪の意識や後悔を感じなくてすみます。また、試行錯誤や挑戦をしないので、大きな失敗をせずにすみます。その反面、成長からも遠ざかります。さらに、自分だけでなく周りの人のやる気も削いでいきます。

 

「でも」の代わりに、「それなら」「じゃあ」で言い換えてみましょう。

 

たとえば、「できるかわからない。それなら、試してみよう」「今日は忙しいから無理、それなら明日朝イチでやろう」といった具合です。

 

「今までどうだったか」という過去は関係ありません。大事なポイントは「今ここからどうするか」です。今この瞬間から未来を作っていける言葉を選びましょう。

 

「だって」の代わりに「だからこそ」を使いましょう。

 

「Aさんが反対していたからこそ、慎重に取り組んで絶対成功させよう」
「忙しくて時間がないからこそ、短時間で集中しよう」

 

など、うまくいかない原因よりも、うまくいく方法を探す。うまくいく方法が見つ
からないときは、うまくいく方法を、今から自分で作ってしまいましょう。

 

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    ※本連載は、大平信孝氏の書籍『部下は動かすな。』(すばる舎)から一部を抜粋し、再編集したものです。

    部下は動かすな。

    部下は動かすな。

    大平 信孝

    すばる舎

    「部下が動いてくれない」「部下が一向に成長しない」「怒っても褒めてもうまくいかない」「チームが全然まとまらない」「リーダーとしての自信がない」… このような悩みを抱えるリーダーのあなたは、なんとかして部下・チ…

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