「関西の未来があなたの未来をテラス」というキャッチコピーを掲げ、不動産事業で急成長を遂げている株式会社ソルシード。同社が展開する単身者向け区分マンション「ソルテラス」シリーズは、関西エリアを中心に管理戸数約600戸以上、入居率99%以上の数字を記録している。利便性の高い立地と充実の設備に定評があり、多くの投資家から注目される人気の「不動産投資用物件」だ。ではなぜ関西で「ソルテラス」は選ばれているのか。そして、なぜ今、不動産投資の注目度が高まっているのだろうか。「販売戸数3倍、そして株式上場を目指す」と宣言した代表取締役社長の山内雅登の視線の先に映る景色とは。「ソルテラス」シリーズのブランディング戦略、そして同社が描く未来への展望について紹介する。

「単身者向け区分マンション」が不動産投資に適している理由

株式会社ソルシード 代表取締役社長 山内雅登
株式会社ソルシード 代表取締役社長 山内雅登


山内:私たちが投資用不動産として提案するのは、1Kや1DK、1LDKを中心とした単身者用のマンションです。ファミリー層には「持ち家志向」があるので、定住する住居を求める傾向にあります。一方、単身者は「借りる」のが主流です。そのため、数ある不動産の中でも単身用は入居率を高く保ちやすく、投資に適しています。最近では、供給量の少ない1DKと1LDKのタイプの物件を増やしています。これらの間取りは入居率を高めやすく、売却時の金額が高い傾向にあるので、オーナー様からも求められるケースが増えました。

株式投資やFXなど多様な資産運用の選択肢がある現代において、なぜ株式会社ソルシードは不動産投資による「マンション経営」を提案するのだろうか。それは、不動産が日本人の価値観に深く根付いている点と、他の金融商品にはない「安定性」があるからだという。

山内:日本は国土に対する平野の割合が非常に少なく、不動産を建設できるエリアが限定的です。そのため、不動産の希少価値は高いといえます。それにもかかわらず、世界の主要都市と比べて価格はまだ低水準です。また、投資をするにしても、金融商品は景気に大きく左右されますが、家賃によるインカムゲインはそう簡単に変動しません。

例えば、リーマン・ショックのような金融危機が起こると株価は大きく値を下げますが、「家賃が急落した」という話は聞いたことありませんよね? 不動産は金融商品と比べて値動きの変動幅が少なく、安定性が高い点が特長です。一方で空室リスクや金利上昇リスクは常に伴います。そのため、弊社のソルテラスは高い入居率を維持することで、これらのリスクを軽減できるよう設計されています。

入居率99%超えも記録する「ソルテラス」シリーズの強み

「ソルテラス」シリーズは、山内が自信をもって投資家におすすめする単身向け区分マンションだ
「ソルテラス」シリーズは、山内が自信をもって投資家におすすめする単身向け区分マンションだ


株式会社ソルシードが提供する人気区分マンション「ソルテラス」シリーズの入居率は、基本的に98%後半から99%前半の水準を保っているという。この高い入居率の裏には「仕入れ」「設計」「設備」といった同社ならではの強みがある。

山内:不動産投資でとくに大切なのは「立地」です。しかし、一等地には昔からすでに他の物件が建っているため、主要駅で徒歩数分圏内の土地が出てくることはほとんどありません。さらに、近年ではインバウンド需要によるホテルの建設ラッシュが顕著な状況です。駅近の優良なマンション用地は価格が高騰していて、確保がさらに難しくなっています。私たちは関西で強力な仕入ルートを持つ株式会社TUKUYOMI HOLDINGSのグループ会社です。親会社の仕入れ力という強力な後ろ盾によって、競合がひしめく中でも優位性を保ち、入居者に選ばれる条件のいい土地を仕入れ続けています。

同じ土地や専有面積であっても、設計ひとつで物件の価値は大きく変わる。「ソルテラス」シリーズでは、立地条件などを踏まえて入居者のニーズを徹底的に分析。ニーズを捉えた間取りを設計することで、人気シリーズとして高い入居率を維持している。例えば、同じ25平米の物件でも1Kにするのではなく、真ん中にスライドドアをつける工夫を施すことで1DKの物件にするアイデアもある。エリアにおいて供給が少ない間取りの物件にすることで選ばれやすくなり、入居率が高まるという。

山内:立地や間取りに加え、入居者の満足度を高めるための設備にもこだわっています。外出先から部屋の家電を操作できるIoT対応「マルチファンクションライト」を導入しています。他にもバス・トイレ・洗面所の面積が広いことも入居者に喜んでいただける理由です。今後は、顔認証の鍵や、家の水がマイクロバブルになる最新設備も導入したいと考えています。

「ソルテラス」シリーズの「仕入れ」「設計」「設備」は、他の物件との差別化要素となっており、入居者にとっては大きな魅力だ。法人が社宅として物件のワンフロアを丸ごと借りるケースも珍しくない。オーナーとしても立地と設備が魅力的なだけに、1軒契約後に2軒、3軒と物件を増やすこともあるそうだ。なかには「ソルテラス」シリーズの10〜20軒のオーナーもいるという。

「販売戸数3倍」「株式上場」を目指すソルシードの展望

関西エリアでの不動産投資の可能性について語る山内
関西エリアでの不動産投資の可能性について語る山内


関西エリアに基盤を持つ株式会社ソルシードだが、東京など関西圏以外に在住の投資家の顧客も多く抱えている。関西の物件所有の希望が増えている背景には、関西エリアの豊かな将来性がある。

山内:関西では現在、統合型リゾート(IR)やリニア中央新幹線の建設が進められており、現在よりもさらに不動産価値が高まる要素がいくつもあります。実際にIRが成功したシンガポールやマカオでは、周辺の不動産価格が10倍近くになった事例もあるほどです。また、首都圏に比べたら関西の不動産価格は、投資家にとってリーズナブルで手が出しやすいのではないでしょうか。東京だったら4,000万円ほどかかる物件が、関西なら同程度でも2,500万円(※)ほどです。
※ソルテラスを、東京の一般的な価格帯と比較した場合の一例です

伸びしろのある市場において、強力な商品価値を持つ「ソルテラス」シリーズ。不動産投資において「物件選び」や「利回り」は重要なファクターだが、「購入後のアフターサービス」も忘れてはならないと山内代表はいう。

山内:私たちの営業は、各都道府県に「親戚を作る」意識でお客様と連絡を密にとっています。空室のときだけ連絡するのではなく、ためになる記事が出たらそのURLをメールで送ったり、出張で近くに行ったら挨拶に寄ったりするなど、顧客接点の創出を徹底しています。

とくに初めて不動産投資をされる方は、物件の数字ばかりを意識しがちです。しかし、1軒の家賃数千円の差は、1回の空室で簡単に吹き飛んでしまう金額感です。そのため、購入後のアフターサービスの有無や、長く信頼できるパートナーかどうかという視点で不動産投資の会社を選ぶことをおすすめします。


盤石な商品力を持つ株式会社ソルシードでは、「販売戸数3倍」と「株式上場」という明確な目標を掲げている。

山内:創業時に集まったメンバーと「上場を目指そう」 と決めて、私たちの会社はスタートしました。上場すれば、オーナー様が持つ物件の知名度が上がり、「ソルテラス」シリーズの価値向上にもつながります。今後は、オーナー様に喜んでいただける特典も考えています。社員に関しても、これから上場する会社に在籍する経験はなかなかありませんし、会社の株を保有することで、会社の成長による恩恵を受けられるでしょう。

株式上場は、顧客と社員、関わるすべての人に対する感謝の還元だ。株式会社ソルシードでは、その達成時期を2030年と定め、人材採用の強化と営業チャネルの拡大を着々と進めている。関西を超えて東京や福岡などにも展開を進め、その先には「世界」という舞台も見据えているようだ。投資家と入居者、双方の満足と安心を追求する株式会社ソルシードの今後の展開から目が離せない。