(※画像はイメージです/PIXTA)

海外から食品を輸入して、レストランやショップなどに卸す輸入販売事業が新型コロナの影響を受けて収入激減が続いています。これをきっかけに保険の断捨離をしたいといいます。コロナ禍で収入減の自営業者の保険はどのように見直せばいいのでしょうか。ファイナンシャルプランナーの長尾義弘氏と横川由理氏が『NEWよい保険・悪い保険2022年版』(徳間書店)で解説します。

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コロナで収入減の保険見直し術…自営業のライフプラン

ケーススタディ⑥
夫:片山隆史さん(仮名)48歳、食品輸入業者
妻:恵子さん(仮名)40歳、公務員
子ども:8歳、10歳
家計の状況
夫の年収:500万円
妻の年収:350万円
●月額の保険料:8万7,120円

 

■厚生年金に加入していない自営業者は死亡保障を大きめに

片山さんは、海外から食品を輸入して、レストランやショップなどに卸すことで収入を得ています。折しも新型コロナウイルスの影響を受けて、収入が厳しい状況が続いています。

 

これまで保険には無頓着で「たくさん加入したほうがよい」と考えていましたが、これをきっかけに、保険の断捨離をしたいと意気込んでいます。

 

家族は妻と、子どもが2人。

 

子どもが小さいため、それほど教育費はかかりませんが、中学校から塾に行ったりと、費用がかさむだろうと想像しています。

 

独身の頃から加入している終身保険は、予定利率が高いため、保険料が割安です。このまま払い続けていきましょう。

 

定期保険は、お祝い金付きとお祝い金のない商品の2つに加入していますが、入り直したほうが保険料は安くなるでしょう。なぜなら、数年前に死亡保険の保険料が値下がりしているからです。

 

祝金付きの商品は、祝金と満期保険金があるため、楽しみがあるとは思いますが、資金繰りを優先しましょうか。2本とも解約をして、定期保険と収入保障保険に入り直します。

 

定期保険は、2人分の教育費プラスアルファで、2500万円。片山さんは自営業なので、厚生年金に加入していません。死亡保障は会社員と比べて大きな金額が必要です。

 

なぜなら、妻が受け取る遺族年金は、子どもが18歳までで年間100万円程度しかないからです。そこで、収入保障保険には、25万円で加入しましょう。

 

それぞれ保険料は、8000円と5712円です。加入した月の死亡保障は、8800万円です。収入保障保険は、保障額が毎月25万円ずつ少なくなることに注意をしてください。

 

さらに、就業不能保険にも毎月25万円で加入しておくと安心です。入院も心配だということで、県民共済の入院保障型を選びました。1日当たりの給付金は1万円で、保障期間も病気が124日までと長いことが特徴です。

 

妻は勤務先の健康保険に加入しているため、医療保険を解約。収入保障保険をプラスしました。見直すことで、保険料を約5万円も圧縮することができました。

 

『NEWよい保険・悪い保険2022年版』(徳間書店)より。
●見直し前と見直し後 『NEWよい保険・悪い保険2022年版』(徳間書店)より。

 

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