【課題山積】中小企業の組織改革、コンサルを入れても「遅々として進展しない」ワケ (※写真はイメージです/PIXTA)

経営者は常に自社の躍進を望み、そして組織の課題解決の方策を探っています。しかし、企業によって抱える問題や課題は千差万別であり、多くのコンサルタントが提案するような「成功パターン」のひな形に落とし込んでカスタムする手法では、解決できないケースが多いのです。では、どんな手法が有効なのでしょうか。中小企業コンサルのプロフェッショナルが解説します。

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中小企業の課題解決は「マニュアル対応」では難しい

多くの中小企業が抱える組織の課題は千差万別です。本当に組織改革をするのであれば、経験豊富で、課題をしっかりとミクロのレベルで把握し、オーダーメイドでその課題を解決するためのソリューションを提案してくれるコンサルタントが必要になります。

 

しかし一方で、そのようなサービスを提供しているコンサルティング会社はあまり多くなく、費用も高くなります。こうしたコンサルティング業務の実態を知らずに安易に費用の安いコンサルティングサービスを利用すると、組織改革に失敗してしまうのです。

 

費用が安いということは、いかに効率よく仕事を回していくのかが重要になってきますので、提供する商品もその点を非常に重要視しています。

 

そのために、どんな会社に対しても提案が可能な基本のフォーマットを開発し、業種や売上、さらに従業員数など、クライアントの個別情報を入力すれば提案書が完成する。あとはその内容を少しだけカスタマイズすればよい。そんな仕組みを構築しているわけです。

 

そのような会社では、若手の社員でもコンサルタントとして早期に活躍していることを宣伝の材料としています。「自分の会社のようにやればうまくいく」といいたいわけですが、既存のフォームに入力して持っていくだけならば、確かに新入社員でもできるでしょう。しかし、それが課題の解決につながるかどうかはまったく別の話です。

 

筆者はこうした基本フォーマットを活用した商品を、「パッケージ型」商品と呼んでいます。どんな会社にも通用するように見える、一般的な提案が詰め込まれていることが理由です。

 

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株式会社ココチカ 代表取締役社長

1963年生まれ。大学卒業後、1986年にメガベンチャーへ入社。レジャー施設の開発・運営・営業を経てリゾート事業全体を取締役として管掌。
2004年、一部上場企業の子会社で、経営企画部長兼新規事業部長を務める。
2007年からベンチャー企業の立ち上げに参画し、常務取締役として陣頭指揮をとる。
2012年、株式会社ココチカを設立。オーダーメイド型(ハンズオン型)のコンサルティングによりクライアントの成長や改革をサポート。上場企業から中小企業までを幅広く支援している。

株式会社ココチカHP(外部サイトに遷移します)

著者紹介

連載中小企業のための「コンサルティング」活用術

本記事は、山中一浩著『驚くほど業績が上がる 中小企業のための「コンサルティング」活用術』(GMC)を抜粋・再編集したものです。

驚くほど業績が上がる 中小企業のための「コンサルティング」活用術

驚くほど業績が上がる 中小企業のための「コンサルティング」活用術

山中 一浩

幻冬舎MC

会社を成長させるには、販売網や顧客基盤の拡大、事業の多角化、また優秀な人材の確保と定着など、さまざまな課題を解決していくことが必要です。 特に中堅・中小企業では、経営者自らが先頭に立って、業績向上の取り組みを…

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