(※画像はイメージです/PIXTA)

障がい者グループホームに関心があり事業開始を検討したい場合、どのように進めていけばいいかを説明します。ここでは、建物の着工からグループホーム指定申請、オープン準備までを見ていきます。

いよいよオープン…最初は3割入居ぐらいのイメージで

⑰オープン準備

建物が施主に引き渡されたあと、本格的な準備が始まります。ベッド、椅子や机などの家具類や冷蔵庫、電子レンジなどの備品が運び込まれます。

 

なお、スタッフのトレーニングや入居希望の方と面談してホームのご案内をするといったことも並行して行っていきます。

 

オープン日は指定申請のときに「〇月〇日」と決めておきますが、諸事情で延びることもしばしばあります。

 

オープン時の入居率はまちまちです。就労支援事業所をもっている場合、そこに通所している方々が入居するケースが多いので、最初から満室ということもあります。

 

しかし初めて障がい者グループホームを運営する場合は、最初のうちは満室でないほうがいいように思います。運営する側がオペレーションに慣れていない状態で満室となると、混乱が起こる可能性が高くなります。

 

オープン当初の入居率は3割くらいで、半年から1年くらいかけて満室にするイメージでいるとちょうどいいかもしれません。

 

 

岩崎 弥一
アルカスコーポレーション株式会社 代表取締役
南砺市商工会 副会長

 

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