(写真はイメージです/PIXTA)

先の見えないコロナ禍。「国民の悲鳴」は、データに表れています。日本銀行『生活意識に関するアンケート調査』より見ていきます。

「価格が安いこと」をとにかく願う日本人

2022年をどう生き抜くか。今後1年間の支出を考えるにあたって「何を重視するか?」を聞いたアンケートでは、「価格が安いこと」がダントツ1位となりました。

 

【今後1年間、商品やサービスを選ぶ際に特に重視すること/複数回答可】カッコ内は2021年6月・9月・12月の回答割合

1位 価格が安い(51.4%・47.9%・49.4%)

2位 安全性が高い(44.3%・45.7%・43.1%)

3位 信頼性が高い(40.6%・38.6%・40.4%)

4位 長く使える(38.7%・39.8%・38.3%)

5位 機能が良い(32.1%・33.7%・32.9%)

 

安ければ安いほど良い……は当然の心理といえますが、現在、世界的にインフレが進んでいます。日本も例外ではありません。円安も進む今、日銀の黒田東彦総裁は「物価上昇は一時的」とコメントしていますが、はたして。

 

オミクロン株が猛威をふるい、「穏やかな日常」とはほど遠い日本社会。主要各国の賃金は年数とともに上昇するなか、日本だけは停滞・衰退の一途を辿ってきました。コロナ、インフレ、賃金安の三重苦から抜け出せる未来は、まだ描けません。

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