一般人が知らない「医師の世界」…「研修医あるある」6選 (※写真はイメージです/PIXTA)

世間からすると、医師は「一生安泰の職業」というイメージが強いでしょう。しかし医師のキャリアプラン、ライフプランに詳しい大山一也氏は、多数の医師と接してきた経験から「ブラックな職場環境や激務などによって毎日つらい思いをし、安泰とはとても感じられないのではないか」と指摘します。今回ご紹介するのは「研修医あるある」。世間が思うよりずっと厳しい、医師の実情とは? なお、ここでいう「研修医」とは、2年間の研修を受ける初期研修医とその後3~6年の専門医研修プログラムを受ける専攻医を合わせたものとします。

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研修医あるある①研修先の病院選びをミスって後悔

医師国家試験の合格後に臨床研修を受ける人の臨床研修病院を決定する「研修医マッチング」があります。研修希望者と臨床研修病院の希望を踏まえて一定のアルゴリズムに従って決定するシステムですが、それでも「選択する病院を間違えた」と後悔する研修医も少なくないようです。

 

私が今までお聞きしたその、間違いの理由としては、「ハイパー(非常に忙しい)病院」か「ハイポ(忙しくない)病院」の選択で後悔することが多いように感じています。

 

ハイパー病院は有名病院が多いのでブランド力があります。そこの研修医となれば将来にわたって「あの病院出身なんだ」と一目置かれるようです。しかし、そのブランド力が魅力でハイパー病院を臨床研修先としたものの、同期も上級医も非常に優秀なうえに体育会系出身の体力自慢。「とても付いていけない」と挫折してしまうケースもあるそうです。

 

反対にハイポ病院を選択して後悔するケースもあります。「自分の時間ももちたい」「実家から近い」といった理由で、ハイポ病院を選んだものの、経験を積むうちにだんだんと「ほかの病院と比べて研修制度が整備されていないのではないか」「同期がいないので切磋琢磨できない」と悩み始めてしまうのです。

 

どのような理由にしても臨床研修病院の選択で後悔するということは、将来の目標が定まっていないからなのではないでしょうか。確固たる目標さえあれば高いレベルでも付いていこうと努力できますし、多少不満がある職場環境でも学ぶ姿勢を維持できるはずです。

株式会社トライブホールディングス 代表取締役社長

1979年生まれ。東京の不動産投資会社にて、土地売買からアパート、マンション、ビル建設までを幅広く手掛ける。自らが考える不動産価値と収益を最大化する不動産物件を実現するため、2010年に㈱トライブを共同で設立。翌2011年、同社代表取締役就任。これからの高齢化社会では、不動産と医療は密接に連携すべきという持論の下、高収益と高付加価値を同時に実現する独自の不動産物件を多数手掛ける。自ら沖縄の医療法人にも助力し、倒産しかけた医療施設の再建に乗り出し、再生させた。また、新たな医療法人の立ち上げにも参画し、地域医療の活性化に努めている。著書に『なぜ医者は不動産投資に向いているのか?』『資産10億円を実現する 医師のための収益物件活用術』(いずれも幻冬舎)がある。

著者紹介

連載研修医のための金融リテラシー講座

※本連載は、大山一也氏の著書『研修医のための金融リテラシー講座』(幻冬舎MC)より一部を抜粋・再編集したものです。

知らないあなたは将来損をする! 研修医のための金融リテラシー講座

知らないあなたは将来損をする! 研修医のための金融リテラシー講座

大山 一也

幻冬舎メディアコンサルティング

「医師になったらお金の心配はいらない」なんてウソ! 「医師になれば一生安泰」。世の中のほとんどの人がそう思っているはずですが、現実はブラックな職場環境や激務などによって毎日つらい思いをし、安泰と感じている研修…

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