(※写真はイメージです/PIXTA)

「医学部受験」を勝ち抜く方法について、医学部受験専門予備校メディカ代表の亀井孝祥氏が解説していく本連載。今回は、「正しい勉強法」と「親の受験への付き合い方」をみていきましょう。

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    「半年で偏差値20UP」「多浪生も合格」した勉強法

    こうして「勉強への取り組み方」を理解したあとは、わからないことがあれば教科書まで戻って確認し、その理解を問う復習テストを行います。予備校や学校で学んだ問題とまったく同じ内容をテストをし、基礎から応用まで一つ一つ、体に叩き込んでいきます。

     

    できない箇所を洗い出すために、細かく頻繁に、チェックを繰り返すこと。これを執拗ともいえるぐらい行って、得点できる領域を少しずつ広げていけば、子どもの成績は確実に上がっていきます。

     

    実際この方式により、半年で偏差値が20上がる、前年は10校全滅だった多浪生が次の年には志望校に合格する、といった大逆転が毎年のように起きています。

     

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    「親子関係が良好になると、成績の伸びが変わる」

    勉強そのものについては、プロに任せることが、子どもにとっても保護者にとっても最適でしょう。ただ、予備校任せで保護者の方が受験にまったくノータッチでいると、子どもは1人で戦っているような気持ちになり、心細くなってしまいます。

     

    親子関係が良好になると、成績の伸びが変わりますから、孤独を感じないよう、子どものメンタルはしっかり支えてあげることが重要です。

     

    励ますための具体的な方法として、情報収集を共に行うことが効果的です。たとえば、大学案内を一緒に読んで「いい大学だね」と話題にするだけで、子どもは、ほっとします。オープンキャンパスに着いていくのも「この親は自分のことを見守ってくれている」と感じさせ、とても効果的です。

     

    「受験のことは母親に任せきり」というお父さんも多いのですが、休日を利用して大学に足を運んでみましょう。「お父さん、受験のことはわからないけど、大学を一緒に見に行こうか」と、ぜひ子どもを誘ってあげてください。

     

    コロナ禍でオープンキャンパスはオンラインでの開催が増えていますが、オンラインであっても一緒に参加することをおすすめします。

     

    そして本命の大学は、オンラインだけでは終わりにせずに実際に足を運んで雰囲気を知るとよいでしょう。中に入れるかはわからなくとも、行ってみると収穫があるものです。

     

    オープンキャンパスでは表面的な話しか聞けないので、もちろん迷惑にならない範囲でですが、現地で大学生の様子を見たり話を聞いてみたり……といった行動力も、発揮できれば強みになります。

    次ページ足を運んだ経験を「面接に活かせた」受験生の“実例”

    本記事は、医学部受験サクセスガイド『集中メディカ』ホームページのコラムを抜粋、一部改変したものです。

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