投資信託による資産形成…失敗する投資家の特徴は?【資産運用のプロが解説】 (※画像はイメージです/PIXTA)

十分な老後の資金や子どもの教育資金を準備するためには、自助努力が必要だといわれています。そんななか、資産形成の一手法として利用されているのが「投資信託」です。しかし、投資信託は貯蓄ではなく投資であるため、資産減のリスクが存在します。本記事では、投資信託により資産を減らしてしまう投資家の特徴や、失敗を防ぐ為にやっておくべきことは何か、解説していきます。

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投資信託による資産形成に失敗する人の特徴は?

投資信託とは、投資家から集めたお金をひとつの大きな資金としてプロが運用し、その利益を投資家に分配する金融商品です。

 

投資信託における失敗とは資産が減少することです。投資信託は貯蓄ではなく投資のため、資産が減ってしまうリスクも同等に存在します。

 

そこでまずは、投資信託で失敗する原因としてよくあるものを紹介します。

Case1:短期売買を繰り返している

たとえば、株式で運用する投資信託の場合、値が下がった時点で購入して、値が上がった時点で売却することで売却益を得ることができます。そのため、投資信託を始めると日々の値動きに一喜一憂してしまうことも多く、短期売買を繰り返してしまう方もいるでしょう。

 

短期売買は、ある程度資産運用に慣れた経験者がタイムリーに行うことで利益を得ることができますが、経験者であっても売買のタイミングをタイムリーに見極めるのは至難の業です。そのため、運用に慣れていない初心者や忙しい社会人の場合、利益どころか損失を出し、失敗してしまうケースもあるでしょう。

 

また、短期売買で大きな利益を得ようと思うと値動きの激しい銘柄がターゲットとなります。値動きが大きいということは、成功したときのリターンが大きい代わりに、失敗したときのリスクも大きいため、十分注意が必要です。

 

一方で、長期運用の場合、長期で保有すればするほど収益は安定する傾向にあります。一時的に値段が下がったとしても将来的に利益がでることもあるため、日々の値動きに一喜一憂する必要はなく、時間をかけてじっくり運用することで失敗を防げる可能性が高いでしょう。

Case2:戦略を立てずに運用している

投資信託を始めるときは、いつまでにどれくらいお金を増やしたいかという運用目標や期間を決めたうえで、投資する金融商品を選びます。さらに投資信託で失敗しないためには、期待できるリターンのみを見るのではなく、投資する商品の「組み合わせ」によってリスクを抑えることが大切です。

 

「雑誌のランキングで上位だったから」等の理由だけで戦略を立てずに運用すると、運用期間の設定やリスク分散が十分に出来ず、投資信託での失敗を招いてしまいます。

 

とはいえ、どんな金融商品にどれくらい投資するのが良いかの判断は、プロでもなかなか難しいものです。自分で情報を集めて知識を付けることは大切ですが、初心者の場合は専門家のサポートを受けながら戦略を立てていくことも検討しましょう。

Case3:手数料を考慮せずに売買をしている

投資信託で資産運用をする場合、株や債券を購入する際にかかる販売手数料、投資信託を解約する際に発生する解約手数料などの手数料がかかります。手数料を考慮せずに売買をしてしまうと、自分では利益がでているつもりでも実際には手数料分が損失となり、気づかぬうちに失敗してしまうのです。

 

投資信託に必要な手数料は、証券会社など投資信託を扱う会社によって異なります。投資信託を始める際は手数料など必要な諸費用についても事前に確認しておきましょう。

 

また、つみたてNISAなどを活用して税金面でのメリットを受けることもおすすめです。

Case4:投資信託のリスクを把握していない

投資信託は初心者でも気軽に始めやすい投資手法の一つですが、投資対象となる金融商品やタイミングによって、価格変動によるリスク、為替変動によるリスク、信用によるリスク、金利変動によるリスクなどさまざまなリスクが存在します。

 

リスクを把握せずにリターンだけを見て投資をすると、失敗してしまう危険性もあるでしょう。投資信託は元金保証されている金融商品ではないため、リスクを理解したうえで始めることが大切です。

 

投資信託を利用した資産運用をする上で重要なことは、収支状況や所有資産、ライフプランなどを考慮して、いつまでにお金をいくらに増やしたいのかという目標を立て、目標に合わせてしっかりと投資戦略を立てることです。

 

ここからは、失敗しない投資信託を始めるための対策やコツについて解説します。

 

金融機関に属さないIFA(独立系ファイナンシャルアドバイザー)会社として、2012年に設立。
ファイナンシャルスタンダードでは、お客様の将来設計に基づき、資産運用の目標(ゴール)を設定する「ゴールベースアプローチ」により、目指すリターンを明確にしたうえで、お客様に長期資産運用を実現していただくサポートを行っております。
相場予測に基づくご提案ではなく、お客様の目標(ゴール)に向けた客観性・再現性のある戦略をご提供させていただきます。
また、2020年には一般社団法人ファイナンシャル・アドバイザー協会の発足に際し、弊社代表取締役の福田が理事に就任し、真にお客様の立場にたち、アドバイスを行うための支援と普及活動を行っております。

著者紹介

連載資産運用のプロが教える!投資の基礎知識

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