失明する可能性大…「急激な視力低下」は即受診すべきサイン【眼科医が解説】 (※写真はイメージです/PIXTA)

「急激な視力低下」を放置してはいませんか? 日々スマートフォンやPCを使い、目を酷使しがちな生活を送る中では、視力が落ちるのも不思議ではありません。しかし急に視力が落ちた場合には、すぐに治療を開始しないと失明する恐れのある「怖い病気」がいくつも考えられるのです。放っておくと怖い目の症状の1つ、「急激な視力低下」について原因と対処法を見ていきましょう。眼科 かじわら アイ・ケア・クリニック院長・梶原一人医師が解説します。

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日本人の失明原因、第1位は「緑内障」だが…

もしあなたが「明日、視力を失ったら?」と想像してみてください。試しに、目をつぶったまま食事をしてみましょう。モノが見づらくなったり完全に見えなくなったりすると、日常生活であたり前にできていたことのほとんどが、難しくなることがわかるでしょう。

 

でも、日本人の失明原因の1位は「緑内障」ですが、そのほとんどは、病状が重症化しても、目に見える充血や痛みといった症状がありません。

 

「失明寸前まで自覚症状がない」という緑内障は、患者さんにとっても眼科医にとってもやっかいな病気です。

 

 

眼科医が「緑内障とはどういった病気で、どのように進行する可能性があるか。そのため、こうした治療をしていきます」などと、納得いくまで説明をしないと、患者さんはなかなか理解できません。理解できないままだと、「検査結果や病状について説明してもらえない」と不安を抱え、あちこちの病院をさまよい歩くようになってしまいます。

 

そんな患者さんを私は「眼科難民」と名づけ、1人でも多くの患者さんに正しい情報を伝え、治療の必要性を理解していただき、希望を持って前向きに治療に取り組んでいただけるよう全力を傾けています。

 

そんな「眼科難民」の患者さんにも納得していただけるよう、本連載では緑内障だけでなく「放っておくと怖い目の症状」について詳しく解説しています。それは、正しく病気を知ることが、確実な治療の第一歩となるからです。

 

※「眼科難民」は医療法人社団一義会の登録商標です。

眼科 かじわら アイ・ケア・クリニック 院長 

慶應義塾大学医学部卒。ハーバード大学研究員、スタンフォード大学リサーチ・アソシエート。日本人初のハワード・ヒューズ・メディカル・インスティテュート奨学生。北里賞受賞。

1959年東京都品川区生まれ。慶應義塾大学医学部卒業後、臨床眼科学を学び眼科医に。現場で治せない多くの病気に直面し「根本的な治療法を考えたい」と1990年にハーバード大学に研究員として留学。在職中に世界で最も権威のある科学雑誌『ネイチャー』『サイエンス』に論文を発表する。

1994年、スタンフォード大学医学部・神経生物学教室にリサーチ・アソシエートとして移籍。1995年、東京大学医科学研究所・化学研究部の客員研究員を兼任し、帰国後は理化学研究所脳科学総合研究センター(神経再生研究チーム・チームリーダー)。

2006年、「眼科 かじわら アイ・ケア・クリニック」開設。最新鋭の検査機器を揃えて高レベルの医療を提供するだけでなく、米国で学んだ「患者さんの立場になって優しく心のこもったケアをする(TLC=Tender Lovely Care)」を実践し、口コミで患者さんが増加。整理券を配布しても行列ができる評判のクリニックとなっている。

著者紹介

連載名医が教える放っておくと怖い「目」の症状

※本連載は、梶原一人氏の著書『放っておくと怖い目の症状25』(ダイヤモンド社)より一部を抜粋・再編集したものです。

ハーバード×スタンフォードの眼科医が教える 放っておくと怖い目の症状25

ハーバード×スタンフォードの眼科医が教える 放っておくと怖い目の症状25

梶原 一人

ダイヤモンド社

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