※画像はイメージです/PIXTA

街中で見かけるようになった「コインランドリー」は、投資対象としても定着した感があります。そんなコインランドリー、大都市圏に多いのは当然ですが、人口あたり多い県はどこなのでしょうか? 出店戦略と共に見ていきましょう。

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      【関連記事】高利回りで長寿命…コインランドリービジネスの可能性

      人口あたり「コインランドリー」の多い都道府県

       

      いまや、投資手法として定着した感のある「コインランドリー投資」。その字の如く、「コインランドリーオーナーになり収益を得る」投資手法です。

       

      コインランドリーといえば、「銭湯の横にあり、照明の暗い空間」というイメージを持っている人もまだまだ多くいますが、それは随分と古い考え。もちろん、そのようなコインランドリーは健在ですが、以前は独り暮らしの男性が使う機会が多かったコインランドリーも、昨今は若い女性が好んで利用される店へと変貌。カフェやワーキングスペースが併設されているなど、おしゃれな店として特に若い世代には認識されています。

       

      少々古いデータになりますが、厚生労働省『コインオペレーションクリーニング営業施設に関する調査』によると、1996年には全国で1万0,228店だったコインランドリーは、年を追うごとに増加の一途を辿り、2013年には1万6,693店と1.6倍にもなっています。

       

      それ以降は、厚生労働省による調査は行われていませんが、コインランドリー情報誌『ランドリービジネスマガジン』によると、2017年には2万店を超えたと推計されています。

       

      またNTT『アイタウンページ』で都道府県ごとにコインランドリーの店舗数を見ていくと、最も多いのは「東京都」で820店。「大阪府」「兵庫県」「神奈川県」「福岡県」と続きます。大都市を抱える自治体が上位を占める傾向にあります。

       

      では総人口当たり、コインランドリーの多い県、少ない県を見ていきましょう。人口1,000人当たり、コインランドリーの店舗数が多いのは「石川県」で人口1,000人当たり0.28店。「鳥取県」0.27店、「富山県」「香川県」「山口県」0.23店、と続きます。

       

      ちなみに人口1,000人当たり、コインランドリーの店舗数が少ないのは、「愛知県」と「三重県」。さらに「静岡県」「岐阜県」と続き、東海地方は地域柄、コインランドリーとは距離がある、という結果になりました。

       

      今回『アイタウンページ』に登録されている店舗をカウントしているので、実情とは異なることは考えられます。ただ傾向として、出店余地が大きな地域だということはいえそうです。

       

      【都道府県「コインランドリー」人口1,000人当たりの店舗数】

      1位「石川県」0.28店

      2位「鳥取県」0.27店

      3位「富山県」0.23店

      4位「山口県」0.23店

      5位「香川県」0.23店

      6位「福井県」0.22店

      7位「徳島県」0.21店

      8位「宮崎県」0.20店

      9位「秋田県」0.20店

      10位「岩手県」0.19店

      *******

      44位「岐阜県」0.04店

      44位「静岡県」0.04店

      46位「愛知県」0.03店

      46位「三重県」0.03店

       

      出所:NTT『アイタウンページ』より

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