「本当に悪いことをしました。」妹がダウン症…姉妹2人を同時に救った「医師の言葉」 「今でも後悔している」と話す佐々木優美さん(仮名)

「私が妹の大切な時間を奪った」―――ダウン症の妹を持つ佐々木優美(仮名)さん。そんな彼女に両親の離婚、事故、結婚の断念……あらゆる出来事が次々と襲いかかります。妹の本当の幸せとは? 悩む彼女を救った医師の言葉を今回はご紹介します。

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「ダウン症の妹の大事な時間を奪ってしまった」  

「妹には本当に悪いことをしました」

 

そう語るのは、佐々木優美さん(仮名・31歳)。

 

彼女の妹・晴奈さん(仮名)は、ダウン症。

 

優美さんは、「妹の大事な時間を奪ってしまった」と今でも後悔しているという話を私たちに語ってくれました。

幼いながらに感じた両親の異変

妹の晴奈さんが生まれたのは、優美さんが4歳の頃。

 

「ずっと妹が欲しかったんです。その時はダウン症なんて言葉さえ知らなかったですし、ただただ妹が生まれたという事に喜びでいっぱいでした」

 

ただ、晴奈さんが生まれてからというもの、両親が夜になる度に話し合いを繰り返し、たまに言い争ったり母親が泣いたりする様子を見ることが増えたといいます。

 

「まだ4歳でしたけど、何かあることだけはわかりました。そして、その話を私は聞いてはいけないんだ。気付かないふりをして無邪気に笑っていなきゃ、なんて思っていました。今思うと健気ですよね(笑)。

 

両親は、最初こそ、妹がダウン症であるという現実に苦しんでいたようですが、次第に受け入れ、家族4人、普通の家庭と同じように楽しく過ごしていました」

父は突然出て行った…

そんな佐々木家に大きな変化が訪れたのは、優美さんが9歳の時。

 

「父親が突然出て行ったんです。理由は分かりません。母は今ですら当時の話をしたがらないので……。仲が良くて愛情深かった両親に何があったのかは分かりませんが、そこからの生活が一変したのは言うまでもありません」

 

仲が良かったはずの両親の突然の離婚。

 

養育費はある程度支払われていたものの、それでも母親は働きに出かけないといけなくなり、優美さんも妹さんの世話をする時間が増えたそう。

 

「幸い、妹はダウン症の中でも知的障害が軽い方で、身体的成長も少しゆっくりという程度でした。だから、平日は、私は小学校、妹は保育園に通っていましたし、学校から帰ると親戚のおばが来てくれていたので、世話をすると言ってもそこまでの負担はありませんでした。でも、その頃になると、妹がダウン症であることは理解していたので、母親がいない間、私がしっかりしないと、という思いは抱いていました」

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著者紹介

連載私を救った医師の言葉

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