「妊娠してもやめられなかった」…タバコ依存症の母を救った「医師の言葉」 「タバコだけが唯一の救いだった」と話す豊中まりあさん(仮名)

タバコ依存症に陥る患者は、日本で約11万人以上に上るといいます。その中でも特に妊婦の喫煙は大きなリスクを伴います。今回取材した都内在住の豊中まりあさん(仮名)も、かつてタバコをどうしてもやめられず、頼りきってしまっていたといいます。妊娠中の喫煙により、胎児を危険にさらしてしまったと後悔する彼女の経験談とそれを救った医師の言葉をご紹介します。

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「妊娠後も喫煙を続けた」タバコ依存症の苦悩  

「妊娠した後もタバコを吸い続けていました」

 

言いづらそうに重たい口を開いたのは豊中まりあさん、31歳(仮名)。
彼女はかつてタバコ依存症でした。

 

簡単には脱することのできない、依存症。

 

その苦難を乗り越え、現在3児の母となった彼女は、いったい何をきっかけに変わることができたのか。

 

今回は、その道のりを語ってもらいました。

8kg痩せたつわり期とやめられないタバコ

まりあさんが第一子を妊娠したのは24歳のとき。いわゆる授かり婚だったそう。

 

「妊娠が発覚した時は本当に戸惑いました。結婚でさえまだ先の話だと思っていたので……。でも、私は絶対に産みたいと思っていて、当時の彼と話し合い、結婚することにしました」

 

とんとん拍子に事は進み、妊娠生活が始まったと語るまりあさん。しかしそのマタニティライフは思っていたものと大きくかけ離れていたそう。

 

「つわりがあんなにしんどいものだとは思いませんでした。まずトイレから出ることが出来ない。家事も当然できないし、ロクに食べることが出来ず、どんどん痩せていきました。結局、つわりの期間だけでトータル8kg痩せましたね」

 

ひどいつわりに苦しみ、メンタル面でも苦しかったと話すまりあさん。

 

「マタイティヨガに通ったり、胎教としてクラシックや英語のCDを聴かせたりしたいも思っていたのですが、本当にそれどころではなくて。これから生まれてくる赤ちゃんに、洋服やベビーカーを用意してあげることさえもほとんどできませんでした。何もしていない自分を、母親失格なんじゃないかと責め続けていました」

 

しかし、そんな彼女にも唯一の救いがあったといいます。

 

「それがタバコでした……。食べられない、水も飲めない。そうやって痩せて意識がもうろうとしていく中、赤ちゃんのことを考える余裕は次第になくなっていきました。自分のことで精一杯。どうやったら吐かないか1日中そればかり考えていました。そんな中、なぜかタバコだけは受け付けたんです。吸っている最中だけは気持ち悪さがましになって心が落ち着きました。赤ちゃんにとっても私にとっても害しかないのは分かっていましたが、やめることが出来ませんでした。つわりが終わったら絶対やめよう、そう誓って吸い続けてしまいました」

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著者紹介

連載私を救った医師の言葉

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