本連載では、25年前から幼児教育に取り組んでいる株式会社コペル・代表取締役の大坪信之氏が、発達障害の子どもの苦手分野を克服する方法について解説します。

発達障害の子どもは、物事の習得にとくに時間が必要

たとえ器用にこなすことができなかったとしても、それがやりたいことであり楽しんでできることであれば、じっくりと取り組ませればよいのです。それがその子の命の使い道であり、使命であり、存在意義だからです。

 

発達障害の子どもは、とくに物事の習得に時間が必要になります。中でも、学習障害のある子どもは、苦手なことを習得しようとするとより時間と労力がかかりますし、望むレベルに達しない可能性もあります。

 

ここで親が気をつけなければならないのは、子どもの目が輝いているかどうかです。本人がやりたくないことに時間と労力をかけるくらいなら、違う才能を伸ばした方がよいでしょう。強制せずに、楽しいと言うことをとことんやらせることが、子どもの能力を伸ばすための原則です。

 

 

大坪 信之

株式会社コペル 代表取締役

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※当記事は、2018年12月4日刊行の書籍『「発達障害」という個性 AI時代に輝く――突出した才能をもつ子どもたち』から抜粋したものです。最新の内容には対応していない可能性もございますので、あらかじめご了承ください。

「発達障害」という個性 AI時代に輝く──突出した才能をもつ子どもたち

「発達障害」という個性 AI時代に輝く──突出した才能をもつ子どもたち

大坪 信之

幻冬舎メディアコンサルティング

近年増加している「発達障害」の子どもたち。 2007年から2017年の10年の間に、7.87倍にまで増加しています。 メディアによって身近な言葉になりつつも、まだ深く理解を得られたとは言い難く、彼らを取り巻く環境も改善した…

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