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振り返れば“Sell in March”
社内外の投資のプロをお招きし、今のマーケットを語り合う『Pictet Market Lounge』。第58回はピクテ投信投資顧問株式会社ストラテジスト・糸島孝俊氏との対談です。
荻野:ピクテマーケットラウンジへようこそ。ピクテ投信投資顧問の萩野です。本日は弊社のストラテジスト、糸島との対談です。では糸島さん、よろしくお願いします。
糸島:よろしくお願いします。
萩野:『“Sell in March”だったのか』…要は「日本株の売り時は3月だったのか」というコメントを出したのは4月だったっけ? 今思えば、タイミングばっちりだったんですね。
糸島:そうですね。やっぱり日本株は重かったので、残念ながら年後半にかけては下がるだろうと思っていたんです。ですので、7月9日金曜日に大きく、日経平均が瞬間700円安になって、2万7500円を割ってきたということで、高値から3万400~500円というところが大引けベースだったので、3000円下がったんですよ。10%下がったということで、一応9月が底かなと思っていたのですけども、フライング気味で7月9日の前場が今年のボトムだった可能性が出てきました。
萩野:ああ、なるほどね。まあ、4月にコメントを出した経緯を知らない人もいるとおもうので、まず、4月のときになんで「Sell in March」だと思ったのかを、もう少し詳しく言ってもらってもいい?
糸島:わかりました。まずマーケット自体の過去の流れもそうでしょうけども、やっぱり日本の場合というのは…
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<今回のトピック>
●振り返れば“Sell in March”
●影響が大きい“日銀のスタンス変更”
●ETFの決算も市場を動かすインパクト
●先行指数として注目される「安川電機 決算」
●業績上方修正銘柄に素直に反応する市場
●リ・オープニング銘柄の逆襲に期待
●日本株見通し「強気転換」
●先読みする外国人投資家の投資行動
●幾つかのシナリオを持ってコントロールする
●まとめ
【動画/リ・オープニング銘柄の逆襲に期待】
(2021年7月16日)
萩野 琢英
ピクテ投信投資顧問株式会社 代表取締役社長
糸島 孝俊
ピクテ投信投資顧問株式会社 ストラテジスト
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