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米国債利回り“上昇圧力”継続
社内外の投資のプロをお招きし、今のマーケットを語り合う『Pictet Market Lounge』。第64回はピクテ投信投資顧問株式会社運用商品共同本部長・石原豪氏との対談です。
萩野:ピクテ・マーケット・ラウンジへようこそ。ピクテ投信投資顧問の萩野です。本日は弊社の運用商品共同本部長・石原との対談です。石原さん、よろしくお願いします。
石原:よろしくお願いします。
萩野:3月の対談で再建のマーケットをどう思う?という話をしたときに、米国債の利回りは1.7%近辺がいいところじゃないかということで…。あれ、当たったよね。そのあと1.1%くらいまで米国債の十年債の利回りが下がって…。また戻ってきているんですけど、だからもう1回対談をやってくださいという話になりました。
石原:はい。
萩野:で、昨日現在で1.5786%。どんな感じで見ていけばいいですかね。
石原:今回はまだ、やはり利回りの上昇圧力っていうのがちょっと、しばらく続くのではないかという形で考えています。
萩野:あ、本当? それじゃ9月23日ぐらいから…当時1.3%で、20日間で1.5786%…まあ、0.3%弱の上げって結構スピード早いよね?
石原:そうですね。若干早い感じはしますが、まあここから2、3ヵ月の間で…。
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<今回のトピック>
●米国債利回り“上昇圧力”継続
●利回り変動の要因とは?
●インフレ見通しに変化
●「賃金上昇」が想定以上のインフレに繋がる可能性
●“インフレファイター”は未だ動かず
●上がらない実質金利にご用心
●アジア・ハイイールド市場の下落をけん引する「中国不動産セクター」
●広がる規制強化の影響と見通し
●中国の「共同富裕」
●今後の注目ポイント
【動画/デフォルトはあるのか?中国不動産セクター】
(2021年10月15日)
萩野 琢英
ピクテ投信投資顧問株式会社 代表取締役社長
石原 豪
ピクテ投信投資顧問株式会社 運用商品共同本部長
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