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永田町を駆け巡る東京都議会選挙の「衝撃」
社内外の投資のプロをお招きし、今のマーケットを語り合う『Pictet Market Lounge』。第57回はピクテ投信投資顧問株式会社シニアフェロー・市川眞一氏との対談です。
荻野:ピクテマーケットラウンジへようこそ。ピクテ投信投資顧問の萩野です。本日は弊社のシニアフェロー、市川との対談です。では市川さん、よろしくお願いします。
市川:お願いします。
荻野:先週の日曜日、7月4日に都議選が行われて、自民党はちょっと予想外の得票率ということで、それほど議席数を確保できませんでした。これについて、今後の政局とか含めて、どんなインパクトを与えるのか、ぜひ教えていただけたらと思います。
市川:そうですね。2017年に行われた前回の都議選と、今回の都議選とでは、実は大きく異なる点があります。それは、前回の選挙では都民ファーストの会と公明党が選挙協力をしたんですけれども、今回、公明党は国政と同じように自民党と選挙協力をしてるんですね。それにも関わらず、自民公明を足しても都議会過半数に行かなかったというのは、自民党にとっては相当ショッキングなことだったのではないかと思います。特に…。
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<今回のトピック>
●永田町を駆け巡る東京都議会選挙の「衝撃」
●弱さが露呈した“行政能力”衆院選への影響は
●“政権の安定”と“外交力”を重要視する外国人投資家
●政権発足後1年間の支持率が鍵を握る
●履行以外の選択肢なし“オリンピック開催はIOCとの契約”
●菅政権に対して募る不信感…
●進まぬ“デジタル化”が株価へも悪影響
●政権交代の可能性は?
●「内政」の不安定が「外交」の不安定を顕在化させるリスク
●「日本株」と「日本円」への影響
●国外へ向かうマネー「円」
●まとめ
【動画/日本を買う理由が見当たらない】
(2021年7月9日)
萩野 琢英
ピクテ投信投資顧問株式会社 代表取締役社長
市川 眞一
ピクテ投信投資顧問株式会社 シニアフェロー
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