(※写真はイメージです/PIXTA)

投資のプロフェッショナルである機関投資家からも評判のピクテ・ジャパン株式会社のマーケット情報。本連載では、社内外の投資のプロがマーケットの現状を語り合います。※本連載は、ピクテ・ジャパン株式会社が提供するマーケット情報の動画番組を転載したものです。

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コロナ変異株「オミクロン」登場でマーケットは大荒れ

社内外の投資のプロをお招きし、今のマーケットを語り合う『Pictet Market Lounge』。第67回はピクテ・ジャパン株式会社 客員フェロー・岡崎良介氏との対談です。

 

糸島:皆さん、こんにちは。ピクテ・マーケット・ラウンジへようこそ。今回も、岡崎さんとの対談です。よろしくお願いします。

 

岡崎:よろしくお願いします。

 

糸島:オミクロン登場、ということでマーケットが大きく荒れています。そうした中で足元、11月30日の上院銀行委員会におけるパウエルさんの議会証言の内容が公表されていて、雇用や経済にちょっと下振れリスクが出てきたということを言っています。あと、バイデン大統領は、オミクロンについては影響を与えない、日本株は上値が重いとのことなんですけども…。変異株について、このあたりはどんな見方をされているでしょうか。

 

岡崎:まず、2週間くらいは静かにしていましょう、と。

 

糸島:2週間。

 

岡崎:感染症の専門家や先生方、それから製薬会社も、データの取得までに2週間かかるということですから。まあ、そのうちすでに3日くらい過ぎたようですけども。しばらく…そうですね、日経平均株価で言えば夜間のうちに先ほどつけた2万7500円がありましたね。

 

糸島:ありましたね、薄いところで。

 

岡崎:戻りは…そうですね、その前の週に付けた3万円は無理でしょうね…2万9000円台後半とかですね。その中で、オミクロン型の感染力や毒性は強いのか弱いのかということをデータで見て、現在のワクチンが効くのかどうかを大人しく待つしかないと思うんです。

 

糸島:うーん。

 

岡崎:その待つしかない中で、日本政府ができたことは…。

 

続きはこちら ↓

 

<今回のトピック>

●オミクロンの影響、2週間は様子を見る

●資産運用もコロナとの戦い

●フラッシュ・クラッシュ再発リスクも念頭におく

●ボラティリティ(価格の変動性)が高い時代の資産運用

●2022年の金融政策、鍵を握る「労働供給」と「インフレ」

●バイデン大統領の最優先課題「インフレ対処」

●金利は上昇傾向か?株式市場への影響は?

●株式は、インフレ、金利上昇を前提に銘柄を選ぶ

●高ボラティリティ時代の債券投資は、円高に注意

●withコロナ時代の資産運用

●ベンチマークとしての「CBOEボラティリティ指数(VIX)」

 

【動画/VIXに着目!高ボラティリティ時代の株・為替】

 

(2021年12月3日)

 

 

糸島 孝俊

ピクテ・ジャパン株式会社 ストラテジスト

 

岡崎 良介

ピクテ・ジャパン株式会社 客員フェロー

 

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