発病から「1年弱」という短さで職場復帰できたワケ
この「訓練」が功を奏し、7月1日に正式に職場復帰することができました。昨年の7月末に白血病を発病し、その後に抗ガン剤治療や造血幹細胞移植を経て、今年の1月末に退院。そして約半年の自宅療養を順調に終えて、ようやくこの日から職場復帰です。
入院のときに主治医の先生は、職場復帰までには1年半から3年はかかるとおっしゃっていました。たぶん、長めにおっしゃったと思いますが、私は抗ガン剤が良く効いたことや造血幹細胞移植のドナーが親族から見つかったことなどから、最速の1年弱という短さで復帰することができました。
これも、多くの方からの応援メッセージや楽しい話題を提供してくれたおかげだと思っています。本当にありがとうございました。
職場で約1年ぶりの出勤簿に押印しました。この何でもない瞬間がとても嬉しかったです。
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向井 健一郎
1958年東京都生まれ。私立学校の理科教員。大学卒業後に都内の私立学校での非常勤講師を経て、1984年から昭島市の啓明学園に勤務。1998年から北海道の立命館慶祥中高に転職し、理科だけでなく情報教育やSSHなどに取り組む。2014年に京都の立命館一貫教育部に配属。翌年の夏に「白血病」を発症し、京大病院での入院治療を開始。2017年4月に立命館中高に復職するも再発。2度の造血幹細胞移植を経て、2019年春に立命館一貫教育部に復職。
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