「お誕生日おめでとうございます」の一言で強運に
さらに、これは拙著『一流役員が実践している仕事の哲学』(クロスメディア・パブリッシング)にも書いたことですが、会社の役員の方々は、接待した次の日の朝七時には「昨日はご馳走様でした」というお礼メールを送ってきます。
これは、皆が皆そうなのです。ところが、部長や一般社員となると、見事にメールがありません。このことを見るにつけても、やはり「感謝する」ことが、善意の第三者に引き上げられる差となって表れていることがわかります。
また、感謝の気持ちは、言葉とともに、ちょっとしたプレゼントなどでも伝えます。新卒の頃、仙台に帰省した際に、仙台の有名な「長なす」をクライアントのみなさんに差し上げたら、すごく喜んでもらえました。
まだ新卒でお金がない頃だったので、どの方もそのことを知ってか、感激してくれました。一箱五百円くらいのものです。しかし、そのお土産には「いつも感謝しています」という気持ちを込めています。その気持ちを喜んでくださったのだと思います。
感謝の気持ちは言動で伝えてこそ、意味があるものになります。ぜひ、言葉や行為で感謝を伝えられる人になってください。
・まめなコミュニケーションをとる
これは要するに、ご縁を大切にして、忘れないようにしてもらう努力です。久しく会っていない人は忘れてしまうものです。
もしかしたら、会ったばかりの頃は「善意の第三者」ではなかったかもしれない人が、その後、あなたの人生に大きな影響を与える「善意の第三者」に変わるかもしれません。
ですから、ご縁は大事にし、それを長続きさせるための努力をしたほうがいいのです。私はコミュニケーションをとる一つの方法として、相手の誕生日を祝っています。「お誕生日おめでとうございます」という電話やラインでのメッセージ、または直接会って食事をしたり、プレゼントを贈ったりしています。
「お誕生日おめでとうございます」と言われて、嫌な気持ちになる人はいません。だったらそれを利用したほうがいいのです。
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