成功者の考え方・行動には「強運力」という共通するベースがあり、スピリチュアル的な「運がいい」と自分でつかみ取る「運が強い」はまったく異なるものだ。…そう唱えるのは、株式会社パンネーションズ・コンサルティング・グループ代表取締役の安田正氏。同氏の書籍『超一流の強運力』(ポプラ社)より一部を編集・抜粋して解説します。

地道な努力を続けるためのマインド、一言で表すなら?

社会人二年目の頃、仕事が順調になり、貯金も着実に殖えていったのですが、その裏で自律神経の不調に悩まされ、毎日、原因不明の吐き気に襲われていました。とにかく、仕事をするのが精一杯。休みの日に出かけたとしても「いつ、吐き気に襲われるか」と心配で、とても楽しむ気持ちになれませんでした。

 

仕事終わりの飲み会にも行けませんでした。私の二十代から三十代前半にかけては、体調不良が原因で、本当に苦しい時代でした。もっと楽しいことで若い時代を謳歌したかった、というのが本音なのです。

 

その後も、会社を経営し始めたものの、苦しいことの連続でした。資金繰りや社員のマネジメントなど、ほとんど思い通りにいきません。何度もやめようと思いました。これまでに夢の多くが叶いましたが、叶うまでのプロセスは、そうした困難の連続でした。強運になるプロセスには、苦労や地道な努力が欠かせないというのが現実です。

 

そんな困難に遭いながらも、努力を続け、夢を諦めないからこそ強運になれるのです。つまり「強運になる」とは、いかに諦めずに「夢」への情熱を燃やし続けられるか、ということになります。

 

(写真はイメージです/PIXTA)
(写真はイメージです/PIXTA)

 

人間ですから、時にくじけそうになったり、焦ったりするのは当然です。そんなときにも転んでは立ち上がり、落ち込んでは這い上がり、を繰り返せるでしょうか? それができるかどうかは、全て「マインド」にかかっているのです。強運になるにはマインドをどのように保ったらいいのか、を具体的に紹介していきましょう。

 

強運になるためのマインド、それを一言で表すなら、自分を「ご機嫌」に保つことです。自分がニコニコしていられるように、思わず鼻歌が出るくらい軽快な気持ちでいられるように、「よし! やるぞ!」と思えるようになるにはどうしたらいいか、をよく知っておくことです。

 

あなたは自分が「ご機嫌」になるには、どうしたらいいか知っていますか? そもそも、あなたはいつも「ご機嫌」でしょうか? たとえば、私が「貯金の鬼」になって、土日に副業の家庭教師にいそしんでいた頃のことです。

 

注目のセミナー情報

【資産運用】5月8日(水)開催
米国株式投資に新たな選択肢
知られざる有望企業の発掘機会が多数存在
「USマイクロキャップ株式ファンド」の魅力

 

【国内不動産】5月16日(木)開催
東京23区×新築×RC造のデザイナーズマンションで
〈5.5%超の利回り・1億円超の売却益〉を実現
物件開発のプロが伝授する「土地選び」の極意

次ページ家庭教師のアルバイトを三十年近く続けられた理由
超一流の強運力

超一流の強運力

安田 正

株式会社ポプラ社

88万部超「超一流の雑談力」の著者が、 「運」の持つ計り知れない力を 実体験やデータをもとに初めて明かします。 成功者の考え方・行動には、 「強運力」という共通するベースがあった! 「運がいい」と「運が強い」…

人気記事ランキング

  • デイリー
  • 週間
  • 月間

メルマガ会員登録者の
ご案内

メルマガ会員限定記事をお読みいただける他、新着記事の一覧をメールで配信。カメハメハ倶楽部主催の各種セミナー案内等、知的武装をし、行動するための情報を厳選してお届けします。

メルマガ登録