お金持ちになるには「金融・投資の勉強」が最も効果的
資産が1M(約1億円)以上の人に話を戻すと、多くの人が株式、債券、不動産で資産を持っていることがわかります。
もう一つ、データを紹介しましょう。
資産が1Bを超えるビリオネアは事業収入が資産の多くを占めますが、そのビジネスでは何が多いか。
それは金融です。
億万長者を目指すなら、まずはどの分野でお金を増やすかを決めなければなりません。
そして客観的に世界の統計を見ると「金融、投資」の分野で資産を築いているお金持ちが多い。これが事実です。
つまり、金融・投資の知識を身につけることが、お金持ちになる確率を一番高めるということです。
投資を身に付けるなら「勉強しながら実践する」が一番
「新しいことを始めるなら、100%の力でやりきらないと満足しない」という人は多いと思います。でも世界のお金持ちは、お金を増やすという観点では真逆の戦略を取ります。
「10~20%くらいの力で始め、軌道修正をしながら徐々に力を入れていく」のです。
これはお金を増やすうえで大切な考え方です。
私自身、投資はもちろん人生において新しいことを始めるときには「小さく試す」ことを心がけています。
いまではおかげさまで多くの人にYouTubeを見ていただけるようになりましたが、最初はこのようなかたちで発信しようとは、まったく思っていませんでした。それどころかSNS自体、「なんか怪しそう」と思っていたほどです。
最初にアカウントをつくったのは2019年の11月末。最初はほとんど動かしていませんでした。でも、正月に「2020年の目標は何か?」と両親に聞かれたとき、とっさに私は「情報発信を少ししてみようと思っている」と答えました。
最初は半信半疑で始めたYouTube。しかし、続けていくうちに多くの日本人と知り合うことができました。
そして、日本のことをもっと理解できるようになりました。私は日本人とアメリカ人のハーフですが、ずっとアメリカに住んでいましたので、日本に戻ってきて日本語をある程度話せたとしても、社会の仕組みなどはあまりわかっていませんでした。
でも、YouTubeを使って多くの人とつながってコメントなどをいただき、それを読んだりしていると、効率的に、多角的に日本のことを理解できると感じました。
最初はネットワークミーティングなども考えましたが、一度に関われる人数は20~30人程度が基本です。それと比較してYouTubeは一度に数万人の人と関わることが可能です。これがYouTubeの魅力の一つだと思います。
私は何でも自分で試してから判断するタイプです。そして、これは世界のお金持ちの多くにも共通していると感じます。
投資でもそうですが、すべてを調べて勉強してから始めるのではなく、少しだけポジションを入れて様子を見る。そのほうが効率的に理解できますし、「自分に合っていない」と思ったときにもすぐに手を引けます。
早く結果を出したいなら、「座学」よりも「少しずつ実践」。これがポイントです。
●億万長者になるための最短ルートは世界のお金持ちの真似をすること。
●お金持ちになりたければ、投資と金融の知識を身につける。
●勉強してから始めるのではなく、まずは少しずつ試すことが重要。
高橋 ダン
投資系YouTuber