何かと黒い噂が絶えない不動産業界。7年間で約500件の不動産取引の経験を持つグランドネクスト株式会社代表・小島優一氏は、物件の売却をうながすチラシの危険性について指摘しています。

本当にマンションを売りたいとき、一番最初にすること

■本当にマンションを売却したい場合

 

最後に、おとりチラシや怪しい広告は関係なく、本当にマンションを売却したい場合はどのようにすればよいかを説明します。

 

・売却計画を立てる

 

まずは売却計画を立てましょう。重要となるポイントは、売却の目的と期限(いつまでに売るか)を明確にすること、売却に必要な情報(相場価格)を集めることです。

 

売却の目的が「高く売る」ことなのか「早く売る」ことなのかによって、スケジュールや目標価格が異なってきます。軸となる目的は事前に明確にしておきましょう。

 

・査定前に相場価格を調べておく

 

マンションの売却計画を立てるためには、自分でも相場価格を調べておくことが大切です。査定前に調べておけば、不動産会社が出した査定額が適切かどうかを判断することができますからね。

 

相場価格を調べる際に便利なサイトが、土地総合情報システムの「不動産取引価格情報検索」と「レインズ・マーケット・インフォメーション(REINS Market Information)」です。どちらのサイトも取引きの成約価格が掲載されているので、相場価格を調べるのに役立ちます。

 

現在売り出し中の物件は、値引き分を見込んで相場よりも高めの価格が設定されています。相場価格を調べたいのであれば、成約価格を中心に確認するようにしましょう。

 

・信頼できる不動産会社に売却を依頼する

 

マンションなどの不動産の売却で失敗しないためには、信頼できる不動産会社に売却を依頼することが何よりも大切です。

 

おとりチラシを使うような不動産会社が、真摯に売却活動してくれる可能性は低いです。できれば3社以上の不動産会社に売却の相談をして、「査定資料の具体性や説得力」や「営業マンの説明の丁寧さ」といった点を判断し、信頼できる会社に売却を依頼することがおすすめです。

 

まとめ

 

「高く買うお客様がいます」「売ってください」といったチラシや広告は不動産会社が売却物件を集めたいための嘘やおとりであることが多く、連絡をしたところで、高く売れることはまずありません。

 

安く売却することになったり囲い込みにあったりする恐れがあるので、マンションなどの不動会社の売却は、そのようなチラシに鵜呑みにせず、慎重に行うことが大切です。

 

本当に売却を検討する際は、自分でも売却に関する情報をしっかりと集めて売却計画を立てて、信頼できる不動産会社を探すようにしましょう。

 

 

小島 優一

グランドネクスト株式会社

 

 

【関連記事】

■税務調査官「出身はどちらですか?」の真意…税務調査で“やり手の調査官”が聞いてくる「3つの質問」【税理士が解説】

 

■親が「総額3,000万円」を子・孫の口座にこっそり貯金…家族も知らないのに「税務署」には“バレる”ワケ【税理士が解説】

 

■月22万円もらえるはずが…65歳・元会社員夫婦「年金ルール」知らず、想定外の年金減額「何かの間違いでは?」

 

■「もはや無法地帯」2億円・港区の超高級タワマンで起きている異変…世帯年収2000万円の男性が〈豊洲タワマンからの転居〉を大後悔するワケ

 

■「NISAで1,300万円消えた…。」銀行員のアドバイスで、退職金運用を始めた“年金25万円の60代夫婦”…年金に上乗せでゆとりの老後のはずが、一転、破産危機【FPが解説】

 

人気記事ランキング

  • デイリー
  • 週間
  • 月間

メルマガ会員登録者の
ご案内

メルマガ会員限定記事をお読みいただける他、新着記事の一覧をメールで配信。カメハメハ倶楽部主催の各種セミナー案内等、知的武装をし、行動するための情報を厳選してお届けします。

メルマガ登録
会員向けセミナーの一覧